...このかたをお供(とも)の代わりに使って...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...眼前の絵の代わりに自分の頭の中に沈着して黴(かび)のはえた自分の寺の絵の像のみが照らし出される...
寺田寅彦 「案内者」
...エイゼンシュテインはこれを二つのものの単なる組み合わせあるいは堆積(たいせき)すなわち彼のいわゆる叙事的な原理と見る代わりに...
寺田寅彦 「映画芸術」
...事件的には縁がない代わりに心理的の伏線になるのである...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...近所の子供らが入り代わり何人となくのぞきに来た...
寺田寅彦 「写生紀行」
...そらもひとつお代わりだ」「そんなに景色(けしき)がようございますの...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...その代わりに左足を前へ出してから...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...代わりのものでわたしの目を眩ましてもらおう...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...ある箇所では先をつづける代わりに初めをくり返し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...連隊の番号の代わりにその県の名前をつけていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ジャン・ヴァルジャンは涙を流す代わりにほほえんだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お前の代わりまでいいつけられたじゃないか」波田は...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...無をその原因の代わりにする...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...最後の十銭の白銅を牛飯にかえて五六時間地上の生活をのばす代わりに...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...私が殿下の代わりをするように整えました」「おっ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...メイド代わりを手伝ってくださいと頼まれました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...しかし私は大学ではうんと圧迫された代わりに...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...また姫君にとっては面倒(めんどう)な夫人が代わりに出現するのではないかと疑っていたのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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