例文・使い方一覧でみる「代」の意味

...月代（つきしろ）の霜さゆる隠沼（こもりぬ）はたそがれに... 月代の霜さゆる隠沼はたそがれにの読み方
上田敏上田敏訳「海潮音」

...何だって？」「われわれ火星人も祖先の時代にはやはり物を食べたのです...
海野十三「大宇宙遠征隊」

...かれ白髮の太子（みこのみこと）の御名代（みなしろ）として... かれ白髮の太子の御名代としての読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...順逆誤れりと雖も、亦一代の壯士也... 順逆誤れりと雖も、亦一代の壯士也の読み方
大町桂月「千川の櫻」

...雁の代りに鴉で辛抱する事にした... 雁の代りに鴉で辛抱する事にしたの読み方
薄田泣菫「茶話」

...そして仏蘭西からはその代表作家としてドオデエが選ばれた... そして仏蘭西からはその代表作家としてドオデエが選ばれたの読み方
薄田泣菫「茶話」

...あなたが教えてやったのですね？（菊代）（むしろ得意そうに）そうよ... あなたが教えてやったのですね？そうよの読み方
太宰治「春の枯葉」

...その代り、夏休みになったらまたぜひ、遊びに来ていただいたらいいじゃないか……という父親の言葉に、不承不承承知して、途中まで送って来てくれることになったのです」「それで、お帰りになったというわけですね？」と、私がうなずいた... その代り、夏休みになったらまたぜひ、遊びに来ていただいたらいいじゃないか……という父親の言葉に、不承不承承知して、途中まで送って来てくれることになったのです」「それで、お帰りになったというわけですね？」と、私がうなずいたの読み方
橘外男「墓が呼んでいる」

...次は昔の日本橋で元祿時代と覺しい風俗人形――丁髷のいなせな肴賣が豆絞りの手拭をねぢり鉢卷にし...
土井八枝「隨筆　藪柑子」

...その時代までのあらゆる仙術の外道を弾呵し... その時代までのあらゆる仙術の外道を弾呵しの読み方
中谷宇吉郎「古代東洋への郷愁」

...古代エジプトにおける衛生および病気の予防への到達は治療よりも高い段階であった...
マクス・ノイバーガー　Max Neuburger 水上茂樹訳「医学の歴史」

...代つて珍々齋が出ると... 代つて珍々齋が出るとの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...中学時代の友達で... 中学時代の友達での読み方
牧野信一「あやふやなこと」

...悲しくもあきらめて徳川時代の農民のように... 悲しくもあきらめて徳川時代の農民のようにの読み方
宮本百合子「偽りのない文化を」

...自身の世代にどこまでそれを達成させたかということこそ... 自身の世代にどこまでそれを達成させたかということこその読み方
宮本百合子「結婚論の性格」

...『モンテーニュとその時代』書名索引『モンテーニュの家事録』の項参照...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...廃娼問題も起らぬ明治中期の全盛時代... 廃娼問題も起らぬ明治中期の全盛時代の読み方
山本笑月「明治世相百話」

...何（いづ）れも皆代赭（たいしや）ならぬ色もなしなどと独り思ひ居（を）り候（さふら）ひき... 何れも皆代赭ならぬ色もなしなどと独り思ひ居り候ひきの読み方
與謝野寛、與謝野晶子「巴里より」

「代」の読みかた

「代」の書き方・書き順