...蒐集家も一笑(いつせう)に付することは出来ない...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...しかし現在の彼自身の位置は容易に一笑(いっしょう)に付することは出来ない...
芥川龍之介 「文章」
...これによりて得るところのものを会に寄付すること...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...井上侯も我輩までも寄付する事になった...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...ある種類の争議はこれを義務的に仲裁裁判に付する様にした...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...戦争を避けて仲裁裁判に付するようになっているのである...
大隈重信 「余が平和主義の立脚点」
...和井内氏の名を付す...
大町桂月 「十和田湖」
...併しとに角之も一万円も纒った金を寄付するのだから...
戸坂潤 「社会時評」
...これを不問に付するということは...
直木三十五 「南国太平記」
...印刷に付することを承諾されなかったそうである...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...表裏を区別するは必ずしも道徳的意味を付すべきものであるまい...
新渡戸稲造 「自警録」
...このインゲンマメは上に述べたように截然二つに分ってよろしく別々に解説を付すべきものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...三わたくしは壽阿彌の手紙に註を加へて印刷に付することにしようかとも思つた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...その建物は養生所へそのまま寄付するし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...周都督に付するなどと...
吉川英治 「三国志」
...厳罰に付すべきで...
吉川英治 「私本太平記」
...そして単に彼らが粗生生産物の消費者たるに比例してこの租税を納付するに過ぎないからである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...だからこれらの教師の伝記がその死に重大な意義を付することは当然なのである...
和辻哲郎 「孔子」
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