...そこが付け目なんだ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...とても敵ひがたき弱味をば付け目にして...
高山樗牛 「一葉女史の「たけくらべ」を讀みて」
...梯子段に誰(た)れやら昇り来(きた)る足音聞付け目覚(めさ)むれば老婆の蒟蒻取換へに来(きた)りしにはあらで...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...素人衆が岡っ引を買い被るのがこっちの付け目で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの術はもうこの界隈(かいわい)で二度とくり返す馬鹿はあるまい」「そう思うところが付け目さ」「それに大黒屋の身上は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とんだ天一坊ではあるまいかということだ」「ヘエ――」「千之助の死骸の揚がらないのを付け目に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこが奴の付け目だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...そこがそのまま大公儀の付け目じゃ...
夢野久作 「名君忠之」
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