...裸かになって働いて居る部落の人を呶鳴り付けたりした...
池宮城積宝 「奥間巡査」
...この上水べりに櫻と楓との若木を植ゑ付けたりと聞く...
大町桂月 「千川の櫻」
...別に穹窿形天井を後からくっ付けたり...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...扇風機を取り付けたり...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...また一の誠の字に工夫を付けたり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...フョードル様のさし金じゃございませんか? それから付けたりにおっしゃるには...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...家具を据付けたりなんかするのにも...
豊島与志雄 「影」
...裏口の古戸に新らしい板片を打付けたり...
豊島与志雄 「黒点」
...深沢深にまで絶交状を叩き付けたりしましたが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...時々は引付けたり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...火を付けたり銘々受持があつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...薪雜棒(まきざつぽう)でどやし付けたり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...雪駄の裏金に小判を付けたり...
村上浪六 「上方者の啖呵」
...柵(さく)の毀(こわ)れを直したり賄所の羽目板を打付けたりする...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...道具の二三に尾州家の印を付けたりしたんだが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...手厳しく遣っ付けたりするのが愉快で愉快でたまらなかった...
夢野久作 「鉄鎚」
...拳固(げんこ)でコツンコツンと後頭部をなぐり付けたりしいしい...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...義理だの義務だの家のためだのといううるさい付けたりが一つもない...
吉川英治 「江戸三国志」
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