...自分の学校の生徒の参考書として売付けたりした...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...この上水べりに櫻と楓との若木を植ゑ付けたりと聞く...
大町桂月 「千川の櫻」
...第二例に於(おい)ては此部に布目(ぬのめ)の痕を付けたり是等の遮光器は左右兩端(さいうりやうはし)に在る紐を以て頭に結(むす)び付けられたるものの如し...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...飜訳の原稿や五六通の書信を片付けたり...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...家具を据付けたりなんかするのにも...
豊島与志雄 「影」
...落着き払って解いたり付けたりしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...振假名を付けたり取つたりして居(を)る...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...しまいには二ボルトの乾電池で針金の先を付けたり離したりして出来る...
中谷宇吉郎 「球皮事件」
...梅のつくり花一輪こしらへて庭の枯枝に付けたり」「バイオリン取出て Harmonious Blacksmith と云ふを習ふ」という温和な生活が又戻って来るように見えた...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...時々は引付けたり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...引付けたりする騒ぎですよ」お染は自分の雄弁を試みる機会を狙っていたように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そっと白粉(おしろい)を付けたり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...薪雑棒(まきざっぽう)でどやし付けたり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...父のために家の中を片付けたり...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...説き付けたりしたのでした...
浜尾四郎 「死者の権利」
...彼女の服に体をこすり付けたり...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...あいつに付けたりすると怒るぜ」お蝶はうしろへ振返り...
山本周五郎 「ちゃん」
...毀(こわ)れ物を片付けたり...
夢野久作 「暗黒公使」
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