例文・使い方一覧でみる「付け」の意味
スポンサーリンク...驢の兩脇にひたと押し付け... 
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...小壺に吸ひ付けられた二つの眼を引きちぎるやうに離して...
薄田泣菫 「小壺狩」
...更に次の如く云って両者を結び付ける...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...いつも強い熱情の裏付けがあり...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...何かある恐るべきものを含んだ笑い方をしながら付け加えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私はついに彼の気分を落ち付けるのが専一（せんいち）だと考えました...
夏目漱石 「こころ」
...その上で話を付けるから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...せっかちらしい言葉を叩き付けるのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...よく御存じで」「お前は人殺しの疑いを受けて居ることは承知だろうな」縁側に引付けて平次は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...郵送できない外交上の重要物件を身に付けてもっていく...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...口のうちで付け足した...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...そしてトウキササゲの新和名を付けて置いたが...
牧野富太郎 「植物記」
...その次にまた一時間ほど湯煮てお砂糖を入れてまた二時間煮て今度は塩で味を付けて三十分ほど過ぎると火から卸（おろ）します...
村井弦斎 「食道楽」
...先（さき）の姿勢を取りおるを見付け...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...そんなものはないかと気を付けているうちに...
柳田国男 「雪国の春」
...親を養わなければならなくなったのもその叔父のせいだ……だから俺が生きているうちにその児島良平という叔父を見付け出したら...
夢野久作 「鉄鎚」
...蔵元屋の行末に見限りを付けたお艶婆と申合わせて...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...船は辷（すべ）る様に湖水を渡って小さな入江に横付けとなった...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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