...何とも言うに言えない失態(ぶざま)が未だに身に付き纏うているようで...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...海保はうるさく付き纏う情婦の百合江(ゆりえ)を殺してしまった...
松本泰 「宝石の序曲」
...己(おの)が好む花の色したよい加減な作り物に付き纏う事あり...
南方熊楠 「十二支考」
...当藩の役柄の者に付き纏うところを...
夢野久作 「斬られたさに」
...早くも五月蠅(うるさ)く付き纏う暗殺者の眼を逃れつつ...
夢野久作 「暗黒公使」
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