...柩(ひつぎ)のあとへ付いて行く姿を見て可笑(おか)しくなって困った事がある...
夏目漱石 「それから」
...世間が芸術家を自分に引付けるよりも自分が芸術家に食付いて行くよりほかに仕様がないのであります...
夏目漱石 「道楽と職業」
...人と一緒になって人の後に喰っ付いて行く人よりも...
夏目漱石 「模倣と独立」
...吾輩より少し大きな狆(ちん)が顔の中心に眼と口を引き集めたような面(かお)をして付いて行く...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ぞろぞろ付いて行くと...
野村胡堂 「古城の真昼」
...神妙にせい」パッと組付いて行くガラッ八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...島送りの役人に付いて行く気になったか」「冗談で――三宅島や八丈島に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...付いて行くことに原因したことだった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...付いて行くためには...
牧逸馬 「助五郎余罪」
...はやしながらあとから付いて行く処もある...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...一直線に赤い光りの方向へ近付いて行くと...
夢野久作 「白菊」
...やはり数学の問題を考え考え一本道を近付いて行くと...
夢野久作 「木魂」
...上を見る暇もなく斜面に縋(すが)り付いて行くうちに...
夢野久作 「木魂」
...死の世界の方へ近付いて行くので...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...助演者の謡もしくは笛のリズムにくっ付いて行く...
夢野久作 「能とは何か」
...浮き足でクッ付いて行くと...
夢野久作 「焦点を合せる」
...たって父ぎみに付いて行くほどなら...
吉川英治 「私本太平記」
...管領庁でも彼らが付いて行くからにはと万々途中は安心と公文その他一切の手順もすすめられた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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