...彼は他書のことを知らない...
...他書を読むのが好きだ...
...あの作家の他書も読んでみたい...
...他書には書いていない情報がある...
...この本とあの本とでは、内容がまったく違うので他書として取り上げることはできない...
...その他書の巻子本もあったが...
上村松園 「余齢初旅」
...他書の編纂訂など命ぜられ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...他書に見ゆる引文からどんなものであったかということは分ります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...其他書きたいことはまだ沢山ありますけれど...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...他書には鉦(かね)鼓鈴のごときものがよく響かないとある事である...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...これは或は後人の竄入であるか或は他書の中にある元の字の解釋であるかも知れない...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...後漢書が他書によりて之を正したりと思へる者ありき...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...とかくそれが書いて見たいので及ぶだけ他書をも渉猟して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...自分が著作する刻苦を思えば他書もまたこれを粗略にすることはできやせん...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...あれへの御返事やその他書くのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「景樹の此歌他書に見え候ものには無之候や」と問うた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...或は他書を併せ考ふるに及んで...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其他書中には斎父子と蘭軒との外に二三の人名が出でゝゐて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...酒井安清(あんせい)は全く他書には見えない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それはまた他書によって正(ただ)すことが容易である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その他書画骨董(こっとう)にも...
森鴎外 「渋江抽斎」
...柴田の驍勇(ぎょうゆう)小塚藤右衛門を討ったことは他書にも見えるから...
吉川英治 「新書太閤記」
...よく他書にもあるように書き伝えられたものらしいのである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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