...今日は忙しいので、他日にお願いします...
...締め切りが来週まであるので、他日までに提出してください...
...いいアイデアが浮かばなかったので、他日に考え直すことにした...
...彼女とのデートは急遽中止になり、他日にリベンジすることになった...
...会議は来週に延期されたため、他日に出張することになった...
...君は或ひは他日この集を燒きたくなるやうな日にめぐり合せるかも知れない...
石川啄木 「歌集「嘲笑」序文」
...ようやく進みて他日...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...そして、他日、自己が経験する時機の来るのを待つてそれを役に立てる...
田山録弥 「小説新論」
...退いて自己の発展を他日に期するといふやうな智もない...
田山録弥 「スケツチ」
...之は他日の問題としようと思うが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...人とともに苦しみ他日人を慰めてくれる聖なる友の愛を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その眼の中には、他日死ぬべき人、彼と同じく一つの生命しかもっていない人、そして彼と同じくその生命をやがて失うべき人、そういう人の姿が表われていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...君今学業を放擲(ほうてき)してかかる邪道に踏み迷はば他日必ず後悔臍(ほぞ)をかむ事あらん文筆を好まば唯正業の余暇これをなして可なりかつはまたわれは尾崎や川上とは異なりてかの人々の如く多く門生を養ひ教ふるの煩(はん)に堪(た)へざるものなり...
永井荷風 「書かでもの記」
...南白は自己の救いたるこの「民権」の二字を他日に利用して憲政発達のためにその鋭才を用いるに至らず...
穂積陳重 「法窓夜話」
...他日 Fragment on Government を著し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...他日他の居士の家に説法した時...
南方熊楠 「十二支考」
...他日慊堂日暦を閲(けみ)したらば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...而して斯(かか)る事実の詳細に関しては他日「妖怪篇」なる一篇に集積して研究論証すべく...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...なにか密盟を結んで他日を期していたものらしい...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...心中深く他日を期しているもののようであった...
吉川英治 「三国志」
...なお、この事件については、一切口外はまかりならぬぞ」と、云い渡し、また慶童に対しては、「他日、事実が明らかになったならば、其方にも恩賞をつかわすであろう」といって退けた...
吉川英治 「三国志」
...「この上は、てまえの滄州(そうしゅう)の家にある伝来の丹書鉄券(おすみつき)をとりよせ、他日、都へのぼって、宋朝の天子へ直々に訴え出ましょう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また六郎将武も、十騎ばかりつれて、ここへ加わり、「三郎兄や四郎兄は、他日を期して、遠くへ落ちて行きました...
吉川英治 「平の将門」
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