...今日は忙しいので、他日にお願いします...
...締め切りが来週まであるので、他日までに提出してください...
...いいアイデアが浮かばなかったので、他日に考え直すことにした...
...彼女とのデートは急遽中止になり、他日にリベンジすることになった...
...会議は来週に延期されたため、他日に出張することになった...
...――しかしその議論は他日に譲り...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...昔時、向象賢や蔡温を悩ましたところの沖縄婦人は、他日、女子問題をひっさげて有髯(ゆうぜん)男子をして顔色なからしむるような活動をやるかもしれませぬ...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...「其方ども他日に心を用いよ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...他日の思いを慰めてくれるようにしてくれてあったということを悟った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...その他日常生活に必要なすべてがこのなかに完備していて...
谷譲次 「踊る地平線」
...事情が許せば他日独逸へ音楽修行に行かしてやりたいと思っていること...
谷崎潤一郎 「細雪」
...固(もと)より明言(めいげん)するを得る限(かぎ)りには非ざれど試(こころ)みに想像(そうぞう)を畫きて他日精査を爲すの端緒(たんちよ)とせん...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...ただ他日を期して……そう思った...
豊島与志雄 「塩花」
...ところが他日、ルイ十八世を打ち倒せと叫んで、出ていってしまった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...他日社会を眼前に見る時...
夏目漱石 「それから」
...他日の政治的行動の端緒であり...
服部之総 「志士と経済」
...三句切(さんくぎれ)の事はなほ他日詳(つまびらか)に可申候へども...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...最初の土着者は他日人口が殖えて分区・分村の必要を見るまでは...
柳田國男 「地名の研究」
...他日、丞相がもし何かの非常手段でもおとりになろうという場合は、必ず、徐州にあって、われわれ父子(おやこ)、内応してお手伝いしましょう」「たのむ...
吉川英治 「三国志」
...いつか先生の芳志に報うことができるかも知れない」「この西蜀四十一州図の一巻は、他日、入蜀の道しるべ...
吉川英治 「三国志」
...谷文晃(たにぶんちょう)が若松の城内へ召された時、M氏からこの屏風の図を、他日のため、同様に模写しておくようにと命じられた...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...ルピック氏の返事親愛なるにんじん殿其許(そこもと)が他日代議士にでもなればわかることだ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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