例文・使い方一覧でみる「他念」の意味


スポンサーリンク

...そのゝちは更に他念がなく...   そのゝちは更に他念がなくの読み方
谷崎潤一郎 「三人法師」

...他念なく登ってくだるまでのものでございます...   他念なく登ってくだるまでのものでございますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...はや他念のない模様である...   はや他念のない模様であるの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...他念なかったということである...   他念なかったということであるの読み方
吉川英治 「梅ちらほら」

...午(ひる)過ぎからせッせと縫い物に他念がありません...   午過ぎからせッせと縫い物に他念がありませんの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...他念のない有様(ありさま)です...   他念のない有様ですの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...調書の整理や探究に他念がない...   調書の整理や探究に他念がないの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...まったくどれほど他念なくこの十数日を暮らしたかもそれで知れる...   まったくどれほど他念なくこの十数日を暮らしたかもそれで知れるの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...飾師(かざりし)などが手入れ仕事に他念もない...   飾師などが手入れ仕事に他念もないの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...自分も何か他念なく筆をもっていたところだったが...   自分も何か他念なく筆をもっていたところだったがの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...光秀は他念もない容子(ようす)でおかしがりながら...   光秀は他念もない容子でおかしがりながらの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...ひとり夜空のたたずまいを整(ととの)えるに他念がない...   ひとり夜空のたたずまいを整えるに他念がないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...密談に他念なかった...   密談に他念なかったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...知事の時文彬(じぶんぴん)が他念なく時務の書類に目を通していた...   知事の時文彬が他念なく時務の書類に目を通していたの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...「……おっ母(か)あ」彼の声は、土間の一隅に糸車をすえて、他念なく、糸を紡(つむ)いでいた老母の耳を怪しませた...   「……おっ母あ」彼の声は、土間の一隅に糸車をすえて、他念なく、糸を紡いでいた老母の耳を怪しませたの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...杉本画伯はスケッチに他念がない...   杉本画伯はスケッチに他念がないの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...写経と読経のほか他念もない彼と成る...   写経と読経のほか他念もない彼と成るの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...「しばらく、お待ちを……」と、巌流は、なお他念なく、「掌(て)の上の餌だけ、喰べさせてしまいますから」「御拝領の鷹じゃの」「されば、去年の秋、お鷹野のみぎりに、お手ずから戴きました天弓(あまゆみ)と名づくる鷹で、馴れるにつれ、可愛いものでなあ」掌に残された餌を捨て、朱房の紐(ひも)を手繰(たぐ)りかえして、「辰之助(たつのすけ)、鷹小屋へ入れておけ」と、うしろにいる年少の門人を顧みて、拳から拳へ、鷹を渡した...   「しばらく、お待ちを……」と、巌流は、なお他念なく、「掌の上の餌だけ、喰べさせてしまいますから」「御拝領の鷹じゃの」「されば、去年の秋、お鷹野のみぎりに、お手ずから戴きました天弓と名づくる鷹で、馴れるにつれ、可愛いものでなあ」掌に残された餌を捨て、朱房の紐を手繰りかえして、「辰之助、鷹小屋へ入れておけ」と、うしろにいる年少の門人を顧みて、拳から拳へ、鷹を渡したの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「他念」の読みかた

「他念」の書き方・書き順

いろんなフォントで「他念」


ランダム例文:
虚有縹緲   皇太子妃   物理化学  

【保存版】AI画像生成の日本語文字化けを直す方法!初心者でも使える無料ツール

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
意見不表明   領空侵犯   不起訴不当  

スポンサーリンク

トップへ戻る