...まるで他人事のように考えているのである...
谷譲次 「踊る地平線」
...突然他人事のように云った...
徳永直 「冬枯れ」
...彼は他人事のように美津枝に尋ねました...
豊島与志雄 「白蛾」
...他人事のように感ぜられた...
豊島与志雄 「立枯れ」
...こんな莫迦(ばか)げた踊りを(白狐のような夏姫も所詮は操(あやつ)られたにすぎぬのだ)己の一生の無意味さが他人事のように眺められたのである...
中島敦 「妖氛録」
...「昨日は五里歩いた」「今夜はどこで野宿するやら」と他人事のように話合っていた...
原民喜 「廃墟から」
...他人事のように感じだし...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...他人事のように言った...
室生犀星 「舌を噛み切った女」
...他人事のように初めて想い返すような次第であった...
柳宗悦 「四十年の回想」
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