例文・使い方一覧でみる「仕込む」の意味
スポンサーリンク...どうせ片輪者に仕込むつもりだったのだろうが... 
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...その山雀にいろんな藝を仕込む面白さが老紳士の心を捉へました...
薄田泣菫 「山雀」
...こういう苦しい時代であったために芸事も多分に仕込むことも出来ませんでしたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...若い女の息（い）ぶきを自分の体に仕込む時の方法だったと言い...
富田常雄 「面」
...彼らを歌えるように仕込むことだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...仕込むだけの事は仕込み...
中里介山 「大菩薩峠」
...一つには比較的大きな店に十分の洋物を仕込むのは資本の不足をも告げたのである...
長塚節 「商機」
...坊や辛（から）いのはどこと聞くときっと舌を出すから妙だ」「まるで犬に芸を仕込む気でいるから残酷だ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...自分の手で毒を仕込むような馬鹿なことはするはずもなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藝人などが弟子を仕込むのに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...猛毒を仕込むためには...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ベッド・ワインにアドルムを仕込むようないたずらをしたこともあったけど...
久生十蘭 「雪間」
...決していやにこまちゃくれた芸は仕込むまいと云う私の持論を喋ることもあった...
宮本百合子 「犬のはじまり」
...それまでは敏ちゃんの方は私の方で責任をもっておあずかりして仕込むことだけはちゃんと仕込んで置きますから...
三好十郎 「樹氷」
...長崎や鹿児島では娘に料理法を仕込むのが親の役目だと聞きましたがその上に神戸や大阪で研究したのなら申分ありません...
村井弦斎 「食道楽」
...「鶯はその雛を仕込むのに時間と労力とを費やす...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分のものよりも他人のものを使用するように我々を仕込む...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...遊びを仕込むのはたやすいことだ...
山本周五郎 「古今集巻之五」
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