...寄席仕込みの芸人などもあった...
徳田秋声 「足迹」
...流るるごとき長州弁に英国仕込みの論理法もて滔々(とうとう)と言いまくられ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...汽船についても心得顏に語ることが出來たのである」これは主として蘭書仕込みの...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...巾着切のお仕込みだけはある」「外聞の悪い...
直木三十五 「南国太平記」
...仕込むだけの事は仕込み...
中里介山 「大菩薩峠」
...みっちり武芸をお仕込みの思召(おぼしめ)しで...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほんの少し訊きたいことがあるが」ガラツ八は平次仕込みにきり出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...亀吉仕込みの鉄火(てっか)とが...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...「飛鳥(あすか)」の仕込みの娘(こ)が...
火野葦平 「花と龍」
...言葉を教え行儀を仕込み...
福沢諭吉 「女大学評論」
...白木屋(しろきや)仕込みの黒物(くろいもの)ずくめには仏蘭西(フランス)皮の靴(くつ)の配偶(めおと)はありうち...
二葉亭四迷 「浮雲」
...さすがにそこは柳橋仕込みの馴れたもので...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...今では傷のない芸にお手ずからお仕込みになったのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...きょうはうんと餌を仕込みに来たのよ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...糊(のり)の仕込みで荒れた...
山本周五郎 「さぶ」
...K大耳鼻科のお仕込みもさる事ながら...
夢野久作 「少女地獄」
...信長仕込みというか...
吉川英治 「新書太閤記」
...「昌幸(まさゆき)は信玄仕込みの戦(いくさ)の巧者にはちがいないが...
吉川英治 「新書太閤記」
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