...この中に仕掛けてある短波無線機で知らせよ...
海野十三 「太平洋魔城」
...その仕掛けのせいだ...
海野十三 「のろのろ砲弾の驚異」
...敵の仕掛けた爆弾で相手自身を爆破してやろうと立ちまわっただけであった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...内側では胎内潜(くぐ)りの仕掛けにして膝(ひざ)の方から登って行くと...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...この老爺に何かと話を仕掛けられたら...
太宰治 「美少女」
...善造と五兵衛という二人の者が水車を仕掛けた...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの青い眼鏡(めがね)でだけ読める仕掛けを...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...天井にいる宙乗りの仕掛けの方の係りは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...幾つも幾つも罠(わな)を仕掛けて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...すぐ外れるやうに仕掛けてあつたのだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...晝のうちから仕掛けてあつた裏の杉の梢(こずゑ)へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こんな仕掛けとは今日まで氣が付かなかつたよ――味噌汁(みそしる)に石見(いはみ)銀山を入れたのも同じ人間の細工だ」「親分」八五郎はもうウジウジしてをります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「息子が仕掛けたのですね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...王宮劇場で大仕掛けの舞台があり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...」顔の見えないやうな仕掛けで誰とでも話が出来れば好いんだが――どうかするとそんな馬鹿気た想ひに走ることがあつた樽野は...
牧野信一 「籔のほとり」
...一方のハンドルを回すと轆轤仕掛けで程好く廻転をする地球儀(私の発案制作に成る)...
牧野信一 「ラガド大学参観記」
...芝居がかりの大仕掛けで大した人気...
山本笑月 「明治世相百話」
...しかし王子の後(のち)半世紀にして大仕掛けに世界的規模に於て展開せしめられたのは...
和辻哲郎 「鎖国」
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