例文・使い方一覧でみる「仕る」の意味

...ちょっと様子を伺った上に致そうかと逡巡仕る也... ちょっと様子を伺った上に致そうかと逡巡仕る也の読み方
高浜虚子「漱石氏と私」

...この使者が御案内仕る可く... この使者が御案内仕る可くの読み方
豊島与志雄「秦の憂愁」

...頂戴仕る」「いや本当に... 頂戴仕る」「いや本当にの読み方
直木三十五「南国太平記」

...お対手仕る」「やっとうが出来るなら――口だけじゃ... お対手仕る」「やっとうが出来るなら――口だけじゃの読み方
直木三十五「南国太平記」

...伽羅大尽の果報にあやかってそれでは頂戴仕るとしましょうか... 伽羅大尽の果報にあやかってそれでは頂戴仕るとしましょうかの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...その証拠として近々一家を鏖（みなごろし）に仕る可く随分要心堅固に被遊可（あそばさるべ）く候　頓首蝙蝠冠兵衛　亡霊銭形平次殿こんな人を嘗（な）めたことが書いてあるのです... その証拠として近々一家を鏖に仕る可く随分要心堅固に被遊可く候　頓首蝙蝠冠兵衛　亡霊銭形平次殿こんな人を嘗めたことが書いてあるのですの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...囃子（はやし）も仕る... 囃子も仕るの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...くれぐれも感心仕る... くれぐれも感心仕るの読み方
藪野椋十「「一握の砂」序」

...「お菓子は頂戴仕る」そう云って敷紙へ菓子を包むと... 「お菓子は頂戴仕る」そう云って敷紙へ菓子を包むとの読み方
山本周五郎「おもかげ抄」

...日暮れ過ぎに出張仕るから」「承知致した... 日暮れ過ぎに出張仕るから」「承知致したの読み方
山本周五郎「松林蝙也」

...手水（てうづ）仕るべきこと... 手水仕るべきことの読み方
吉川英治「上杉謙信」

...猿舞も仕る」と、嘯（うそぶ）いて答えた... 猿舞も仕る」と、嘯いて答えたの読み方
吉川英治「黒田如水」

...ご懇望もだしがたく試合は仕るが... ご懇望もだしがたく試合は仕るがの読み方
吉川英治「剣難女難」

...大先生のお言葉によってお対手仕る... 大先生のお言葉によってお対手仕るの読み方
吉川英治「剣難女難」

...どんなことでもお答え仕る所存（しょぞん）でござる」と... どんなことでもお答え仕る所存でござる」との読み方
吉川英治「剣の四君子」

...「おねがい仕る」衛府の門を入って... 「おねがい仕る」衛府の門を入っての読み方
吉川英治「親鸞」

...見当り次第成敗仕る可者也（べきものなり）... 見当り次第成敗仕る可者也の読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...奉行所までお供を仕る」「いや... 奉行所までお供を仕る」「いやの読み方
吉川英治「牢獄の花嫁」