...天皇のおそばには八田若郎女(やたのわかいらつめ)という女官(じょかん)がお仕え申しておりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...友仁もいっしょに往って朝廷に仕え...
田中貢太郎 「富貴発跡司志」
...鞠躬如(きっきゅうじょ)として小間使いのように仕えてたんだ……...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...どんなに親切にしとやかに内山さんに仕えてるか...
豊島与志雄 「庶民生活」
...愛に仕えんがためにできているではないか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...父君は江川太郎左衛門に仕えた人であった...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...カアルは歓びを以てモリイシャに仕えた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...帝に仕えた若者七人キリスト教を棄つるを厭い...
南方熊楠 「十二支考」
...しばらくじっとしている間に仕えの女はもどり...
室生犀星 「津の国人」
...乱倫なもとの仕え女のなかでも...
室生犀星 「野に臥す者」
...ミコはどう考えても神に仕える人のことで...
柳田国男 「山の人生」
...そして子孫は朝廷に仕えてきたが「尊卑分脈」でみると...
吉川英治 「私本太平記」
...単に大豪の質があるのみか慈悲もおふかい)ひとたび仕えれば自分の生命(いのち)も自分の生命ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...安土(あづち)の城に奥仕えしたこともあるとのことを思い出して...
吉川英治 「新書太閤記」
...およそ主に仕える小者のような善良さで道中小まめな宥(いたわ)りをつくしていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...寿童丸様のおそばに仕えていたこの私にも大きな責任がございます...
吉川英治 「親鸞」
...左大臣家に仕えていたことですし...
吉川英治 「平の将門」
...仏さまに仕えていたいと思います...
吉川英治 「源頼朝」
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