...眼と鼻の間にいる者ですから」源はふとこの女は付近の豪家に仕えている侍女でないかと思った...
田中貢太郎 「緑衣人伝」
...自分は玄王に仕えてる者だ...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...有名な武田の四天王内藤駿河守の子孫が徳川家へ仕えた後裔である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...九州のさる大藩に仕えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...前任の馬丁(ばてい)が死んでもう十八ヶ月も仕えている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...その時間の大部分を酋長の身辺に仕えて送る召使たるトウトウ2)がしばしば結婚しないというのは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...下仕えの女房幾人かの衣服を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...親しく仕えて見聞きした話をし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...結局敵に仕えることである」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...仕えるためであって名を成すためではない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...祭は同じ四月の八日で八人の童女を玉串を以て定め一月の物忌(ものいみ)させて神事に仕えしめた...
柳田国男 「年中行事覚書」
...ひとりの母に仕えて孝養をつくし...
吉川英治 「三国志」
...呉に仕えて孫権の幕賓(ばくひん)たり...
吉川英治 「三国志」
...いやしくも歴代朝門に仕えてきた人々の末裔(すえ)ではないか...
吉川英治 「三国志」
...「姜維は、母に仕えて至孝...
吉川英治 「三国志」
...お家大事と仕えている日ごろの老臣ぶりも...
吉川英治 「私本太平記」
...信秀(のぶひで)様の足軽組に仕えおりました...
吉川英治 「新書太閤記」
...良人の平次郎を御仏と思うて仕えたがよい」と...
吉川英治 「親鸞」
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