...仏頭が色あせているように、彼女の笑顔にも少しだけ寂しさが感じられた...
...「仏頭」という言葉を初めて聞いたけれど、仏教の話だと思う...
...このお寺の仏頭は非常に美しい彫刻として知られている...
...僧侶が仏頭に向かって手を合わせた...
...彼は仏頭に祈りを捧げた後、しばらく黙禱していた...
...この寺の講堂の片隅に埃(ほこり)だらけになって二つ三つころがっている仏頭みたいに...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...西域の壁画――西域の仏頭――ガンダーラ仏頭と広隆寺の弥勒朝南禅寺の境内を抜けて...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...唐の影響を著しく受けていると思われる仏頭が四つある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...同じ発掘品のなかのガンダーラの仏頭と...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...あの仏頭はその写実の確かさにおいて強く我々の心を捕えるものであるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...ガンダーラの仏頭が企ててなし得なかったところを...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...講堂のなかに並べてある諸像のうちでは特に唐軍法力(ぐんほうりき)作の仏頭と菩薩頭とが美しかった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...仏頭の方は鼻も欠けているけれども...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...崑崙国人軍法力はあの美しい仏頭の作者である...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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