...もうすぐお参りの時間だから、仏間に行って静かにお祈りしましょう...
...家に来客があったら、仏間に案内してお茶を出すのが良いマナーです...
...家の仏間には、祖先の位牌やお花を飾ってます...
...おばあちゃんは毎朝仏間でお経を唱える習慣があるそうです...
...仏間のドアを開ける時は、ゆっくりと静かに開けるようにしましょう...
...唯今仏間に掲げてございます...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...門人が写してくれた大きな写真を仏間にかけて...
上村松園 「今日になるまで」
...木之助は長靴をぬいで女中のあとに従って仏間(ぶつま)にいった...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...平次はこれだけ調べると元の仏間へ帰りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...壁の上の穴から隣の仏間へ持って行って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...六畳の仏間に通りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見付けたのは小僧の勘次、十七になったばかりの生真面目さで、こればかりは酒も呑まず、遺産争いの渦巻へも入らず、うら淋しく人目を避けていると、仏間の後ろから、ただならぬ悲鳴、驚いて飛んで行った真ッ暗な廊下で、バタリと人に突当りましたが、その袖の下を掻潜(かいくぐ)るように五六間来ると、ちょうど唐紙の隙間から漏れる灯(あかり)の中に主人の孫右衛門、血潮の中に断末魔の蠢(うごめ)きを続けていたのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仏間の裏からお通夜の様子を覗いていたのだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...次は八畳の居間、六畳の仏間、その端っこまで土間が喰い込んで、店二階の梯子(はしご)は、その土間からすぐ登れるようになっております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...察するところ其処は仏間にでもする思案があつたらしかつた...
牧野信一 「雪景色」
...そのまま仏間へ入って経机の上へ菓子の包を供えると...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...それから仏間へはいってゆき...
山本周五郎 「日本婦道記」
...武丸はそのまま丸山家の仏間に案内された...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...与一は玄関から一直線に仏間に案内した...
夢野久作 「名君忠之」
...どの家の仏間にも新藁の俵が匂いを放っていて...
横光利一 「夜の靴」
...「そして、玄関、女中部屋、仏間だな...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...祖先の仏間に礼拝しているのが常である...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...拳法先生のお位牌(いはい)が、奥の仏間で、泣いてござるわっ」「こいつ、いわしておけば」その二人をなだめて別室へ分けるために、そこはしばらくがやがやしていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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