...日本語や仏語を勉強するときに、和仏辞典が役に立つ...
...それから十年の後高等学校在学中に熊本(くまもと)の通町(とおりまち)の古本屋で仏語読本に鉛筆ですきまなしにかなの書き入れをしたのを見つけて来て独習をはじめた...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...俺はピストルに奴らを一匹ほしいんだがな(訳者注 仏語にては...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...せんだってある学生にニコラス・ニックルベーがギボンに忠告して彼の一世の大著述なる仏国革命史を仏語で書くのをやめにして英文で出版させたと言ったら...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...元来蟷螂の羽根は彼の首と調和して、すこぶる細長く出来上がったものだが、聞いて見ると全く装飾用だそうで、人間の英語、仏語、独逸語(ドイツご)のごとく毫(ごう)も実用にはならん...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...無論英仏語は公認用語というのではないから日本人が日本語で述べることは少しも差支ない...
新渡戸稲造 「国際聯盟とは如何なものか」
...仏語文法書のかげで忍び笑いをしているのを見ると...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...英語だか仏語だか一向計らない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...英語か仏語に相違ない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...現在の各国に国語中一番弘く行はれてゐる英語とか仏語とかを採つて国際語にしたらといふ説も出たが...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...仏語でも独逸語でも其通り...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...かねて好める古典や独仏語で書いてある有名な歴史詩文などを...
穂積陳重 「法窓夜話」
...仏語の家庭教師を欲しがつてゐた...
牧野信一 「女優」
...山門に限らず仏語(ぶつご)には漢音の用語多し...
正岡子規 「俳諧大要」
...想うに一九(いっく)などの小説にしばしば繰り返された一話はこの仏語より来たんでないか...
南方熊楠 「十二支考」
...また本篇に熟兎と書くのは英語でラビット、仏語でラピン、独名カニンヘン、伊名コニグリオ、西名コネホ、これらはラテン語のクニクルスから出たので英国でも以前はコニーと呼んだ...
南方熊楠 「十二支考」
...ベルギー人のオーツ(青木の仏語の先生)と四人でコーフィールドの家へ来て...
宮本百合子 「「黄銅時代」創作メモ」
...『仏語より英語へ』は題が逆でしたがあったから『老婆』と一緒にお送りしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今日の仏語でも同じ意味で descendre dans sa conscience, descendre en soi-mme ということがいわれる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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