...もうすぐ期末試験だから、仏書の勉強をしている...
...小説の中で、主人公が仏書を読んでいたシーンがあった...
...彼女は仏書をひもとくのが得意だ...
...友人と仏書の研究会を開いている...
...世界的に有名な仏書の展示会が開かれる予定だ...
...おれは道書(だうしよ)も仏書(ぶつしよ)も読んだ事はない...
芥川龍之介 「雑筆」
...その『宗教起源論』中に『新約全書』中の事実と仏書中の事実とを比較して...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...仏像および仏書を収集せる一館あり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...西洋発行の仏書西洋人の評論...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...仏書漢籍の影響も見えるが...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...この随筆中に仏書の悪口をいうた条がある...
寺田寅彦 「断片(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...いつだったかこの仏書の所でフランスの飛行将校が小説か何かをひやかしているのを見かけた事がある...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...芝公園裏赤羽根橋手前に仏書経典のみ売る古本屋あり...
永井荷風 「古本評判記」
...共に名を忘れたれど時折には仏書の外に珍しきものもある由聞きぬ...
永井荷風 「古本評判記」
...仏書に罪業深き女人ということあり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...仏書に風波を静めんとて命よりも尊んだ仏舎利や経文を沈めた譚も少なからず...
南方熊楠 「十二支考」
...前項に引いた通り、仏書に、人が父母を殺さば無間地獄に堕ちるが、畜生が双親を殺したらどうだとの問いに答えて、聡慧(そうけい)なる者は落つれどしからざる者は落ちずとあるごとく、馬に取っては迷惑千万だろうが、その忠勤諸他の動物に挺(ぬき)んでたるを見込み、特別の思し召しもて、主人に殉し殺さるるのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...院は例のような仏書をお出しになって質問などをあそばした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...又篁公書する所の仏書あり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...巻子儒書の背に仏書あるもの皆これ也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...仏書の故紙を以て装修せしにはあらず...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...慈円は笑いながら、「近ごろ、仏書と共に、わずかばかり手に入れたので、試みておるが、なかなか捨てがたい風味がある...
吉川英治 「親鸞」
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