...私たち人間はみな、仏性を持っていると信じています...
...仏教では、仏性を開くことが目的の一つです...
...仏性を開くためには、瞑想が効果的だと言われています...
...仏性を開くことで、人生がより意味のあるものになると言われています...
...本来、すべての人間には仏性が備わっているとされています...
...“無明実相即仏性”素心を失ふこと勿れ...
種田山頭火 「其中日記」
...仏性の伯母さんの手ひとつに育てられて獣と人間とのあひだになんの差別もつけなかつた私は親の生皮を剥がれたふびんな子狐の話を身につまされてきいた...
中勘助 「銀の匙」
...仏性の伯母さんはどうかしたいのは山山なのだがどうもしやうがないものでお念仏をくりかへしながらやうやく賺してつれて帰つた...
中勘助 「銀の匙」
...鬼になるのは私のような仏性(ほとけしょう)の者に限るとよ」左孝と白旗直八は背中合せに立って目を縛り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狗子(くし)に仏性(ぶっしょう)ありや...
正岡子規 「病牀六尺」
...この仏性は「仏となる可能性」である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...そうしてこの「悉有」が仏性なのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...仏性そのものである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...」山河大地はそのままに「仏性海のかたち」なのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...悉有仏性は、道元によれば、仏教の中心の真理である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...無仏性というときにも失われるのではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...この無仏性の語を功夫すべきなり...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...仏性の有無等の義をいふがごとし...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...仏性は犬の内に有無を論ぜらるべきものではないのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...為佗有(相対的有)は業識(ごっしき)である、業識有、為佗有であっても、狗子無、仏性無である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...無が仏性である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...仏性あり、仏性なし、の有無であって、絶対的な悉有あるいは無ではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...有仏性と言い無仏性というもともに仏法僧を謗(そし)るのであることを認めている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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