...近所のお寺では、月に一度無縁仏供養をしている...
...仏供田(ぶつくでん)という地名もこの地方にはきわめて多い...
柳田國男 「地名の研究」
...今では神供(じんく)とか仏供(ぶつく)とか...
柳田国男 「年中行事覚書」
...前記河原田平助氏の櫛田神社に於ける還暦祝賀能に「大仏供養」が出た...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...「今日のような『大仏供養』を見た事がない」と楽屋で老人連が口を極めて賞讃したのに対し翁はタッタ一言...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...建久元年に行われた源頼朝の大仏供養を模(も)している...
吉川英治 「私本太平記」
...頼朝の東大寺大仏供養のばあいでも...
吉川英治 「私本太平記」
...その入仏供養(にゅうぶつくよう)がある日だった」――まアよかったと安心したように...
吉川英治 「親鸞」
...ありがたい入仏供養のありさまを...
吉川英治 「親鸞」
...「きょうはめでたい伽藍(がらん)開きと共に、入仏供養という、この村創(はじ)まって以来の日だ...
吉川英治 「親鸞」
...春秋無事に、仏供養のほか、する事もない禅尼には、この善根を施して、きょう頼朝を、東国へ立たせてやることは、人知れぬ大きな楽しみでもあり、生きがいを覚えた事でもあった...
吉川英治 「源頼朝」
...後の一つも華厳経の句を讃歌に使ったところから推して大仏供養のための特殊なものであったことが察せられる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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