...ジャン=ポール・サルトルは有名な仏人の思想家です...
...彼女の父親は仏人で、フランス語が流暢です...
...我々は仏人の市民との友好関係を築く必要がある...
...仏人として、ワインとチーズは私たちの文化の中心です...
...彼は自分を仏人と誇りに思っており、パリに戻るのが待ち切れないそうです...
...陸軍は仏人に依頼(いらい)し一切仏式(ふっしき)を用いていわゆる三兵(さんぺい)なるものを組織(そしき)したり...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...やたらと仏人の名前を書き連ねて以て...
太宰治 「如是我聞」
...人物は乙の仏人といったように真似の使い分けをしているのもある...
寺田寅彦 「二科会その他」
...なお仏人の軍陣におけるがごとし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...鎖国と共に、鎖藩(さはん)の政略は、日本全州に行われ、函嶺(かんれい)の関所(せきしょ)を通行するの難きは、仏人がアルサス、ローレンズを通行するの難きよりも難く、年々歳々東西南北の諸大名が、その行列供連(ともづれ)を倶(ぐ)して、春鴻(しゅんこう)の去るが如く、春燕(しゅんえん)の来るが如く、参勤(さんきん)交代の制によりて、江戸とその領地との間を去来したるの外は、日本国内の往来(おうらい)交通すら殆んど自由ならざりしなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...故に仏人の熱灰(ねつくわい)上にの脚を炙(あぶ)るを見て...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...千九百五年仏人 Marquis de Tressan亭山(ていざん)なる雅号を以て Notes sur l'art japonais(『日本美術史』)二巻を著す...
永井荷風 「江戸芸術論」
...仏人ゴビノーという曲学者より聞いた独逸民族優勢説をかつぎ出し...
新渡戸稲造 「民族優勢説の危険」
...英仏人のとなえる自由...
蜷川新 「天皇」
...当時潜入中の仏人天主教宣教師十二名中九名を断首して...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...山林局の仏人局長に対する日本の乱暴なやりかたに就いてひなんをしてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...かつまた、文脩まれば武備もしたがって起り、仏人、牆(かき)に鬩(せめ)げども外その侮(あなどり)を禦(ふせ)ぎ、一夫も報国の大義を誤るなきは、けだしその大本(たいほん)、脩徳開知独立の文教にあり...
福沢諭吉 「学校の説」
...署名は仏人の名だが一向知らない人だ...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...政府は更に仏人ボアソナード教授に命じて民法草案を起稿せしめたが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...仏人サミュール・ド・シャムプレーンの『一五九九―一六〇二年西印度および墨西哥』(ナラチヴス・オヴ・ア・ヴォエージ・ツー・ゼ・ウェスト・インジース・エンド・メキシコ...
南方熊楠 「十二支考」
...ところが妙な事は十七世紀の仏人タヴェルニエーの『印度紀行』に...
南方熊楠 「十二支考」
...したがって十七世紀に仏人バーボーが西アフリカのシエラ・レオナで目撃した大猴バリの幼児を土人が捕え...
南方熊楠 「十二支考」
...何でも御座れと並べ立てゝ傲然(がうぜん)たること猶(なほ)今の井上博士が仏人...
山路愛山 「明治文学史」
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