...ジャン=ポール・サルトルは有名な仏人の思想家です...
...彼女の父親は仏人で、フランス語が流暢です...
...我々は仏人の市民との友好関係を築く必要がある...
...仏人として、ワインとチーズは私たちの文化の中心です...
...彼は自分を仏人と誇りに思っており、パリに戻るのが待ち切れないそうです...
...一時は仏人煙草を呼んでニコチアナと云ふに至りしとぞ...
芥川龍之介 「骨董羹」
...烈火の如き仏人の怨恨とを担(にな)ふて...
石川啄木 「渋民村より」
...陸軍は仏人に依頼(いらい)し一切仏式(ふっしき)を用いていわゆる三兵(さんぺい)なるものを組織(そしき)したり...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...仏人等が真剣になって日本を研究せんと欲し...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...人物は乙の仏人といったように真似の使い分けをしているのもある...
寺田寅彦 「二科会その他」
...英仏人民に向かってはたしてさらにいくばくの愉快と幸福とを増加せしめたるか...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...又仏人は彼の有名なるフエルヂナン・レセツプス氏の埃及に入りしより以来を嗜み...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...故に仏人の熱灰(ねつくわい)上にの脚を炙(あぶ)るを見て...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...我本因地 以二念仏心一入二無生忍一今於二此界一摂二念仏人一帰二於浄土一十二月十一日源空勝法御房と書いて授けられたから...
中里介山 「法然行伝」
...仏人はこの地を択んだことを喜ばないで...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...仏人ゴビノーという曲学者より聞いた独逸民族優勢説をかつぎ出し...
新渡戸稲造 「民族優勢説の危険」
...仏人混合の一座をかけたりしたが...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...当時潜入中の仏人天主教宣教師十二名中九名を断首して...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...南仏人の脳の中の三十もの金庫の蓋が開き...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...北京で仏人の手紙が届いた時...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...まだ/\エスペラントに就いては大分言ひたい事がある、英語は今では日本にも大分弘まつてゐるやうではあるが、しかしまだ/\知らない人も多いだらうからさういふ謂はゞ外国語を習ひ後れた人には、是非エスペラントを勧めたい、それから英語なり独逸語なり、現在の外国語になると、何程手に入つたといつても、書いたものを直ぐ出版するといふことの出来る人は少からう、多くは是非一度英人なり独逸人なりに筆を入れて貰はなければ、安心して出版は出来まい、ところがエスペラントは何国(どこ)の言葉といふのでないから、同じ文法に依つて、同じ言葉を使ひながら、各国皆其スタイルが違ふやうだ、例(たと)へば英人は英語を、独逸人は独逸語を、仏人は仏語をそれ/″\エスペラントに引直して用ゐるから、英人のエスペラントには英語の臭味(くさみ)があり、仏人は仏語、独逸人は独逸語の臭味がある...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...またアラビヤ人集まった処で一人ローランに仏人能く屁を怺(こら)えるの徳ありやと問うた...
南方熊楠 「十二支考」
...仏人が、トルーフル菌を地下から見出すに使うた犬の代りに豕を習わして用うるは皆人の知るところで、嗅覚がなかなか優等と見える...
南方熊楠 「十二支考」
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