...あなたがしなくても、私はあなたの意見に介意はありません...
...彼女が服装に介意を持つのは当然です...
...彼女の発言に介意することは不必要です...
...彼の言動には常に周りから介意されている...
...少しの遅刻に介意する必要はないと思います...
...他の列車ならどれにお乗りになろうと介意(かま)いませんがね...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「十時五十分の急行」
...他(ひと)が如何(どう)思(おも)はうと介意(かま)ふものかえ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...そんな事(こと)を!俺(おれ)には介意(かま)はいで吩咐(いひつ)くることをせい...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...些(ちっ)とも介意(かま)やしないなんて...
徳田秋声 「あらくれ」
...「何といって買うのさ」「何だって介意(かま)いません...
徳田秋声 「あらくれ」
...様子なんぞに介意(かま)っていられるもんですか」二人は暫く歩きながら話した...
徳田秋声 「あらくれ」
...介意(かま)うもんですか...
徳田秋声 「あらくれ」
...御内所の方は幾日ゐたつて介意(かま)やしませんわ...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...信用しないから介意しないけれど只困つたのは那の手紙だといふ...
徳田秋聲 「媒介者」
...場合によつては介意つてゐられない時なんですもの...
徳田秋聲 「余震の一夜」
...おつたは更(さら)に介意(かいい)ないやうな態度(たいど)でずつと戸口(とぐち)へ行(い)つて...
長塚節 「土」
...そのなかに先年の金子の件御介意(ごかいい)に及ばずと云う一句を添えた...
夏目漱石 「永日小品」
...かつこの間の事について何の介意(かいい)をも含んでいないらしく自分の耳に響いた...
夏目漱石 「行人」
...それは全文片仮名の手のつけようもないもので、適当に漢字と句読を施したが、介意して、文章は毀損せざらんことを期した...
久生十蘭 「手紙」
...「僕は君さえ介意(かま)わないならいくらだって骨折るけれども...
横光利一 「旅愁」
...「何に?」不思議そうに見ている真紀子に久慈は介意(かま)わず...
横光利一 「旅愁」
...介意わず彼を引き出すようにしなければ...
横光利一 「旅愁」
...何らの同情も介意もしない富豪通有の冷淡さが...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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