...「木村サン」トイウ語ガ今暁ハ頻繁ニ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...今暁の火事は新玉町の民家二十数戸...
種田山頭火 「一草庵日記」
...今暁錦地へ罷越(まかりこし)候が...
直木三十五 「南国太平記」
...今暁またまた一人の強盗戯曲家大川竜太郎氏方に押入り妻蓉子(かつて酒井蓉子と称し××劇場の女優)を殺し...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...四時頃家を出て、松竹座のエノケンとこを訪れる、今暁四時頃、エノケンと僕がつかみ合ひになったので、あはてた待合の女中が、近くのエノケン宅までかけつけ、エノの伯父等を連れて来たさうだ、来てみるともう機嫌直して二人でのんでるんで安心した由、ナンセンスだ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十月三日(土曜)今暁...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今暁からの東南風(たつみかぜ)は...
吉川英治 「三国志」
...「――今暁、からめ捕ッた宮方の残党中には、あきらかに楠木勢の敗残や、笠置のこぼれも交じっている風ですが、彼らは一様に何を問うても頑として口を開きません...
吉川英治 「私本太平記」
...今暁らい、六波羅には武士の参集が続々のぞまれ、五条大橋は、朝の巳(み)ノ刻(こく)以降、一般に往来止メの札立(ふだだ)てとなっている事実...
吉川英治 「私本太平記」
...太宰府は今暁(こんぎょう)...
吉川英治 「私本太平記」
...今暁寅(とら)の下刻までに...
吉川英治 「新書太閤記」
...今暁(こんぎょう)も――である...
吉川英治 「新書太閤記」
...今暁までに間に合わなかったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...「――なに、今暁に至って、露顕(ろけん)のため、隼人佑に先手を打たれてしもうたと? さてさて、将監の謀としては、知慧の足らぬことをしたもの哉(かな)...
吉川英治 「新書太閤記」
...今暁、つかの間(ま)に奪取(だっしゅ)された犬山落城の事実だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...今暁までその場に眠りおったとのこと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今暁、一睡はしているのに、なぜかひどく気力がふるわない...
吉川英治 「平の将門」
...其後も各要路に小激戦が行われたが今暁に至って全く鎮静し...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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