...今昔物語は古典文学の一つ...
...最近の風習と今昔で大きく異なる...
...今昔画像を見比べてみよう...
...今昔酒を飲みながら話をしよう...
...タイトルに今昔がつく作品が多い...
...今昔(いまむかし)の合戦のありさまを...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...今昔物語には、「兵衛佐平定文(ひやうゑのすけたひらのさだぶみ)と云ふ人ありけり、字(あざな)をば平中とぞ云ひける、御子(みこ)の孫にて賤(いや)しからぬ人なり、そのころの色好みにて人の妻(め)、娘、宮仕人(みやづかへびと)、見ぬは少くなんありける」と云い、又別の所で、「品も賤しからず、形有様も美しかりけり、けはひなんども物云ひもをかしかりければ、そのころ此の平中に勝(すぐ)れたる者世になかりけり、かゝる者なれば、人の妻、娘、いかに況(いは)んや宮仕人は此の平中に物云はれぬはなくぞありける」とも云ってあるが、こゝに記す通りその本名は平定文(或は貞文)で、桓武(かんむ)天皇の孫の茂世(もちよ)王の孫に当り、右近中将従四位上平好風の男である...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...今昔物語には、此の大臣もまた「形美麗に有様いみじきこと限りなし」「大臣のおん形音(ごゑ)気はひ薫(たきもの)の香(か)よりはじめて世に似ずいみじきを云々」と記しているので、われ/\は富貴と権勢と美貌と若さとに恵まれた驕慢(きょうまん)な貴公子を、直ちに眼前に描くことが出来る...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...あの今昔(こんじゃく)物語や宇治拾遺(うじしゅうい)物語に出ている有名な逸話は...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...侍従の君のことが原因で病死したと云う今昔(こんじゃく)の記事に従えば...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...今昔の感を叙する種にもなったろうが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...正(まさ)に今昔(こんじゃく)の感にたえないものがある...
中谷宇吉郎 「日本のこころ」
...まことに今昔の感に堪えないものがあった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...(彼は彼の小説の題材の多くをこの「鼻」と同樣に「今昔物語」の中に採つてゐる...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...服装や言語に今昔の差別がなかつたりするところを見ると...
牧野信一 「山彦の街」
...『今昔物語』の私市宗平(きさいちのむねひら)...
南方熊楠 「十二支考」
...『今昔物語』など読むと...
南方熊楠 「十二支考」
...『今昔物語』二〇の七...
南方熊楠 「十二支考」
...憶ふと今昔の感に堪へぬ...
室生犀星 「抒情小曲集」
...それはほぼ我が『今昔物語』の中の宿報霊鬼に関する怪奇談のようなものと思えばよいであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこに今昔はない...
柳宗悦 「工藝の道」
...今昔の壁を越えて...
吉川英治 「随筆 新平家」
...平治の乱や今昔物語に出て来る話など...
吉川英治 「随筆 新平家」
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