例文・使い方一覧でみる「今後は」の意味

...今後はけっして人に売ったり貸したりはしません... 今後はけっして人に売ったり貸したりはしませんの読み方
江戸川乱歩「影男」

...されば今後は協力一致を要する働きは漸々困難になり終には殆ど不可能になるやも知れぬ...
丘浅次郎「人類の将来」

...兎（と）に角（かく）この帽子はお前に返してやるが、今後は、他人の邸宅へ無断で侵入しては相ならぬぞ、よしか」留吉は、とある公園のベンチに腰かけて、つくづくと帽子を眺めました... 兎に角この帽子はお前に返してやるが、今後は、他人の邸宅へ無断で侵入しては相ならぬぞ、よしか」留吉は、とある公園のベンチに腰かけて、つくづくと帽子を眺めましたの読み方
竹久夢二「都の眼」

...今後は少なくもこの同じ原因から起こる事故だけはもう絶対になくなるわけである...
寺田寅彦「災難雑考」

...今後は学生並みに先生も取り締ろうとするからである... 今後は学生並みに先生も取り締ろうとするからであるの読み方
戸坂潤「社会時評」

...今後はあなたのその胸の中に... 今後はあなたのその胸の中にの読み方
豊島与志雄「女心の強ければ」

...今後はもはや政治に利用されることはできないであろう... 今後はもはや政治に利用されることはできないであろうの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...今後は燕麦（からすむぎ）にかかることにしよう... 今後は燕麦にかかることにしようの読み方
トルストイ　Tolstoi 菊池寛訳「イワンの馬鹿」

...今後は松本の市中へにせものが入り込まず... 今後は松本の市中へにせものが入り込まずの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...今後はいよ／＼ます／＼甚（はなは）だしい事になるであろう... 今後はいよ／＼ます／＼甚だしい事になるであろうの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...一度も……」「そして今後は？」「多分駄目だらう... 一度も……」「そして今後は？」「多分駄目だらうの読み方
牧野信一「或る五月の朝の話」

...今後はその最旧の名で呼んだらいいでしょう... 今後はその最旧の名で呼んだらいいでしょうの読み方
牧野富太郎「植物記」

...損だとわかれば、今後は、もう、よせる筈です... 損だとわかれば、今後は、もう、よせる筈ですの読み方
三好十郎「その人を知らず」

...今後はいろいろ昔の話を申し上げ... 今後はいろいろ昔の話を申し上げの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...「今後はもう仏のお勤めだけを専心になさい... 「今後はもう仏のお勤めだけを専心になさいの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」