...横須賀の探偵に早替りせる銀平は、亭主に向(むか)いて声低く、「実は、横須賀のさる海軍士官の令嬢が、江の島へ参詣(さんけい)に出懸けたまま、今もって、帰って来ない...
泉鏡花 「活人形」
...今もって懐かしい作のひとつである...
上村松園 「孟母断機」
...完全に日本を屈服させ得るという信念を今もって堅持(けんじ)している」ゼルコフ「困った信念だ...
海野十三 「諜報中継局」
...また今もって自分の病院に...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...前の世からの長き眠りがとんと今もってさめぬようなり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...凡そ幾十枚と知れず淋しげに立連(たちつらな)った有様を今もってありありと眼に浮べる...
永井荷風 「伝通院」
...これは今もって分らない...
夏目漱石 「坑夫」
...今もって自分は好い名だと思ってる...
夏目漱石 「坑夫」
...只今もっている仕事は左の通り...
宮本百合子 「往復帖」
...今もってはっきり判らないのである...
柳田国男 「故郷七十年」
...しかし越前石徹白(いしどしろ)村などでは今もってこれを四至で書いている...
柳田國男 「地名の研究」
...今もってこの語の範囲が判然と分らない...
柳田國男 「地名の研究」
...今もって立ち帰らず...
吉川英治 「新書太閤記」
...今もって気がつかず...
吉川英治 「新書太閤記」
...池田勝入も、蒲生氏郷も、秀吉の将として、秀吉とはとうに完全な主従関係に結ばれて来たかのように一般には見られていたが、大乗的陣営を離れて、勝入個人とか、氏郷個人とかの、個々の立場に返ってみると、今もって、そう簡単にはゆかない事情もあり絆(きずな)もあるのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...だから秀吉は、今もって、およそおくびにも、義父(ちち)の思い出ばなしだけは、口に出したことがない...
吉川英治 「新書太閤記」
...今もって、女房ともよくお噂などして、忘れてはおりません」「はて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「――仏子(ぶっし)範宴、人と生れてここに二十九春秋、いたずらに国土の恩に狎(な)れて長じ、今もって、迷悟を離れず悪濁(おだく)の無明(むみょう)にあえぎ、幾たびか籠り幾たびか彷徨(さすら)い、ひたすら行道のあゆみを念じやまぬ者にはござりまするが、愚かや、山を降りては世相の謎(なぞ)に当惑し、愚痴(ぐち)貪欲(どんよく)に心をいため、あまつさえ、仏陀の誡(いまし)めたもう女人に対しては、忘れんとしても、夢寐(むび)の間も忘れ得ず、仏戒の力も、おのれの力も、それを制圧するに足らず、日々夜々の妄魔(もうま)との戦いに、あわれ心身も蝕(むしば)まれて滅びんとしている愚か者がこの範宴であります...
吉川英治 「親鸞」
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