...利仁と五位との一行である事は...
芥川龍之介 「芋粥」
...」利仁は今朝五位を誘ふのに...
芥川龍之介 「芋粥」
...――五位は歎願するやうに、利仁の顔を見た...
芥川龍之介 「芋粥」
...さっと旗が降りた時仁右衛門はわざと出おくれた...
有島武郎 「カインの末裔」
...恋を知らぬ木念仁(ぼくねんじん)ではなかった...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...案外なのは相手の仁左の師直で...
薄田泣菫 「茶話」
...「お控え下さいやし、ってのは、遊人の仁義だが、御屋敷でも用いるかな...
直木三十五 「南国太平記」
...吉原仁和賀(よしわらにわか)朝鮮行列七枚続(しちまいつづき)の錦絵につきて唐人(とうじん)の衣裳(いしょう)つけたる芸者の衣裳の調和せる色彩に対してゴンクウルの言ふ所次の如し...
永井荷風 「江戸芸術論」
...暦仁元年十二月十二日に往生をとげた...
中里介山 「法然行伝」
...仁兵衞を赤塚家に案内します...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その篠崎仁三郎の一生が...
夢野久作 「近世快人伝」
...曹仁、曹洪らの首脳は城に入って、帷幕(いばく)のうちで酒など酌んでいた...
吉川英治 「三国志」
...彼は、仁侠の気に富み、傲(おご)る者には強く、弱き下の人々にはよく憐れむ...
吉川英治 「三国志」
...仁愛を示されれば...
吉川英治 「三国志」
...漢中へ逃散した百姓どもは魏の仁徳を知らないのだ...
吉川英治 「三国志」
...仁和寺の隠れ家へ道誉が訪ねてくれたが...
吉川英治 「私本太平記」
...世辞のよい御仁(ごじん)...
吉川英治 「私本太平記」
...われわれは弘仁仏ではなかろうかと話し合った...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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