...大関には天竺仁太夫(てんじくにだゆう)つづいて鬼石...
太宰治 「新釈諸国噺」
...遠かったあ」仁太が口火をきったので...
壺井栄 「二十四の瞳」
...大抵は皆應仁の亂以後の長い間の爭亂のために潰れてしまひました...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...中期以後は應仁文明より引き續ける亂世にして...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...かのお仁(ひと)好しと天才との中間にある...
中原中也 「我が生活」
...第二十四代の天皇仁賢(にんけん)の時代には...
蜷川新 「天皇」
...殊に建仁元年四五月の交は越後に城資盛の叛ありて鎌倉よりは討手として佐々木盛綱を遣はせるなど...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...筋骨隆々たる仁王像を感心して眺めながら...
火野葦平 「花と龍」
...即ち孔子の如き仁者の「気象」にある...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...羽仁五郎氏は、この真心を傾けて執筆された独特な伝記を、有名なダヴィテの像に今日見ることの出来るミケルアンジェロの不滅の生命から語りはじめていられる...
宮本百合子 「現代の心をこめて」
...伊藤仁斎や本居宣長をもつわれわれ日本人の方に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人羹(にんかん)または仁羹と名づくる朱の色をした魚の肉と称して...
柳田国男 「雪国の春」
...仁藤昂軒がうしろに立っていた...
山本周五郎 「ひとごろし」
...頑として曹仁を入れなかった...
吉川英治 「三国志」
...この仁吉の面(つら)も立たねえから」「…………」「え...
吉川英治 「治郎吉格子」
...仁和寺の法筵で説教を聞いてからにわかに何事か悟ったらしく...
吉川英治 「親鸞」
...もし誰か奇特な仁があって...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
...」ある時一人の貧人が建仁寺に来て言うには...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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