...わたしはわたし自身を人間的存在としてのみ知っている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...歴史というようなものは却ってこの人間的存在からの一個の切り抜きに過ぎないものである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...問うことそれ自身が吾々人間的存在の意識の根本規定であるから...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...問いは人間的存在の意識に於ける恰もそのような出発であり...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...現実から出発する外はないということは凡そ人間的存在の根本的規定であるであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...このような世界は特に人間的存在に固有な規定でなければならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...之に対して主観としての存在は云わば人間的存在である...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...自分の人間的存在の理解に他ならぬのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...いな日本に於ける人間的存在は...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...本来的生活者としての人間的存在は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それは実に個性なき非人間的存在ではある...
中井正一 「絵画の不安」
...人間的存在の全體を支へる根源的生においては主體の對手として向うに立つ他者は實在的他者であり...
波多野精一 「時と永遠」
...超越は人間的存在の根拠であり...
三木清 「哲学入門」
...意識とはかえって全体的な人間的存在の具体的なる存在の仕方にほかならない...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...そしてそれにおいて人間的存在の仮象を所有する...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...それにおいて彼の無力と非人間的存在の現実性を見る...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...意識とは却て全體的な人間的存在の具體的なる存在の仕方に外ならない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...そしてそれに於て人間的存在の假象を所有する...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
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