...彼は人語を話す犬を育てたと自慢していた...
...宇宙人との交信には、人語だけでは通じない可能性がある...
...彼女は超能力で人語以外の言葉も理解できると言われている...
...日本人の場合、母語として日本語を話せる人がほとんどであるため、人語は日本語であることが多い...
...動物園で人語を話すオウムを見たことがある...
...乱雑して人語を明らめがたし...
饗庭篁村 「良夜」
...』と人語を放って申しました...
芥川龍之介 「竜」
...)書記の一人語をみて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...眼に入るものは、二三の漁火(ぎょか)の星の如く、遠くちらつくと、稀に、銚子行汽船の過ぐるに当り、船燈長く波面に揺(ゆる)き、金蛇(だ)の隠現(いんけん)する如きを見るのみにして、樹林無く、屋舎(おくしゃ)無く、人語馬声無く、一刻一刻、人間界より遠ざかる...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...吾々は十五六人語らうて...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...人語を喪失した石上の修道者か何かのように...
犬田卯 「沼畔小話集」
...日本布教の報道ある人語りて曰く...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...殊に貴婦人語にすこぶる近いものだろう...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...獏といえば夢を喰うことと鸚鵡といえば人語を真似ることだけ知っていれば...
海野十三 「獏鸚」
...その死骸(しがい)は山番小屋裏の荒地に埋めてござりまする」と又鸚鵡石が人語を発した...
江見水蔭 「丹那山の怪」
...ハムラとは隊長といった風のアンゴラ土人語であり...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...頃来大阪朝日の天声人語子は...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...XIX 406 に於て人語を發せしむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...異人相手の公許の日本品賣買所である「缺乏所」の商人も異人相手に片言の異人語なり手眞似で通ずることを止めねばならなかつたが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...人語なく、月なき今宵色ねびし窓帷(ぎぬ)の吐息する此の古城なる図書室の中央の遠き異国の材もて組める残忍の相ある堅き牀机にありし日よりの凝固せる大気の重圧に生得(しやうとく)の歪(ひづみ)悉皆消散せる一片の此の肉体を枯坐せしめ勇猛(ゆうみやう)なく效(かひ)なき修道なれどなほそが為に日頃捨離せる真夜中の休息を貪りて、また貪らうとはする...
富永太郎 「深夜の道士」
...「天声人語」がとりあげて語るところは...
宮本百合子 「鬼畜の言葉」
...其物近づきて人語を為し...
柳田国男 「山の人生」
...通人語を借りていへば...
吉川英治 「折々の記」
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