...永井荷風(ながいかふう)や小山内薫(おさないかおる)や夏目漱石の提撕(ていせい)を受けた三田派や人生派の芸術も著るしくこの戯作者的気分を持っている...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...*生活派人生派、というような人が、その志を詠おうとするのに季題が必要なのであろうか...
高浜虚子 「俳句への道」
...*いわゆる生活派人生派と称える人の俳句をよんで見ても...
高浜虚子 「俳句への道」
...7人生派はいふ...
竹久夢二 「砂がき」
...文学と或る点ではイコールだと教えられていた各種のヒューマニズム(個人主義・人格主義・モーラリズム・人生派・深刻派・高踏派)...
戸坂潤 「思想としての文学」
...芭蕉は人生派の詩人であり...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...また文学の流派について考えても、浪漫派、人生派、人道派、自然派、象徴派等の全部にわたり、本質的に詩的でないものは一もない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...間もなく書斎に落着いて颯爽たる人生派文学の逸品を物するであらう...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...私の人生派的傾向が...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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