...人烟稀薄な武蔵野(むさしの)は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...人烟(じんえん)稀薄(きはく)な武蔵野の露骨(ろこつ)な寒さを想い見ることが出来ぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...人烟(じんえん)を絶した山谷(さんこく)の中に置き放されたような心持がする...
中里介山 「大菩薩峠」
...別有人烟如此郷...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...上山を発してからは人烟(じんえん)稀(まれ)なる山谷(さんこく)の間を過ぎた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...午(ひる)ごろには久しぶり人烟(じんえん)にぎやかな古色の街へ入っていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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