...胴の間は役人溜りで弓矢鉄砲などもおいてある...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...役人溜りでは、夜詰(よづめ)の同心がちょうど手紙を書きだしたところで、巻紙(まきがみ)に「拝啓(はいけい)、陳者(のぶれば)……」と書きかけ、その硯(すずり)の水もまだ乾いていない……この船でいったいなにが起ったというのか?釜場では二番炊きをしかけ、桶からたくあんを出しかけたところで、……役人溜りでは手紙を書きだしたところで、……船頭溜りでは交替したばかりの夜組が朝めしを食いかけたところで、……七人の囚人もろとも綺麗(きれい)さっぱりと船から消えてしまった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...役人溜りにあったあの手紙...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...下働きの非人が鍬をかついで非人溜りから出てきた...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...参木はそれらの人溜りの中を擦り抜けながらその中に潜んでいるにちがいない秋蘭の顔を捜していった...
横光利一 「上海」
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