...この小説は人情本の代表的な作品である...
...彼は人情本を読むのが好きだ...
...最近、人情本が再び注目され始めている...
...これは人間の喜怒哀楽が描かれた、素晴らしい人情本だ...
...人情本の作者は、当時の庶民の生活を描き出しました...
...今の道徳からいったら人情本の常套(じょうとう)の団円たる妻妾の三曲合奏というような歓楽は顰蹙(ひんしゅく)すべき沙汰(さた)の限りだが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...かく人情本に引用されたり端唄に読みこまれたりするというのが畢竟(ひっきょう)この句の性質によるので...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...種々な人情本や三馬(さんば)等の洒落本もあり...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...国直が人情本の挿絵はこれに反して小ぢんまりとしたる裏住居(うらずまい)の生活の余裕を描き示したるものといふべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...まるでむかしの人情本にでもありそうな密夫(みっぷ)の行動が...
永井荷風 「ひかげの花」
...人情本から味(あぢは)はれべき「濡(ぬ)れ場(ば)」の肉感的衝動の如き...
永井荷風 「虫干」
...二人の間に忽ち人情本の場面がそのまま演じ出されるに至ったのも...
永井荷風 「雪の日」
...猥※をして一味いひがたき哀愁の美たらしめしは為永(ためなが)一派の人情本なり...
永井荷風 「猥褻独問答」
...三冊――「花がたみ――この方は人情本でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは色刷りの人情本でもなければ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...かうした人情本の仇夢を...
正岡容 「吉原百人斬」
...或る小説家は極端な人情本を書く事に衆を抜ん出て居たと仮定する...
宮本百合子 「大いなるもの」
...人情本を見れば、接吻が、西洋のなんぞとまるで違った性質の接吻が叙してある...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...春水の人情本には...
森鴎外 「細木香以」
...竜池が人情本中に名を留(とど)むるに至ったのは此(ここ)に本(もと)づいている...
森鴎外 「細木香以」
...「人情本を読めばそんな手はいくらでも出て来ますよ」清一は持っていた盃の酒を...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...当時流行(はや)るそうだから」「寒竹の人情本じゃ有るまいし」「寒竹はいけないなあ寒竹は」むきになって云うのが聞えた...
山本周五郎 「新潮記」
...とくに黄表紙や人情本は題名と作者名を変えて...
山本周五郎 「へちまの木」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
