...人心地をつけるために、食事の前に手を合わせます...
...彼女は人心地をつけるのが上手で、周りから愛されています...
...試験前に友達と話すと、人心地がついて自信がつく...
...葬式に参加すると、人心地が悪くなることがある...
...新しい環境に入ると、人心地が落ち着かず緊張することがある...
...私(わたくし)の傷(きずつ)けられた頭脳(あたま)にも少(すこ)しづつ人心地(ひとごこち)が出(で)てまいりました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...ようやく人心地に帰って...
大杉栄 「獄中消息」
...やっと人心地(ひとごこち)がついたのですよ」主翁は返事のかわりに溜呼吸(ためいき)をした...
田中貢太郎 「黄燈」
...人心地がつこう」義観が...
直木三十五 「南国太平記」
...心痛と不安とで人心地もなかつた...
南部修太郎 「疑惑」
...漸(ようや)く人心地が付くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あんなに外は暗いんですもの」お静は漸(ようや)く人心地づいたように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうやらこうやら皆んな人心地がつきましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...清次郎はもう人心地もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ようやく人心地がついた...
久生十蘭 「金狼」
...起き上つては見たが何だか人心地がしない...
平出修 「計畫」
...冬になった時分にはもう大ぶ私も人心地がしてきた...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...いくらか人心地がついたようであったが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...人心地もなく、迷いあるいて、ただ麓へ麓へと、うつろに道を捜していたが、気がつくと、いつか陽も暮れて、寒鴉(かんがらす)の群れ啼く疎林(そりん)のあたりに、宵月の気(け)はいが仄(ほの)かにさしかけている...
吉川英治 「三国志」
...人心地のあるお顔はなく...
吉川英治 「私本太平記」
...人心地(ひとごこち)を呼(よ)びかえすのだった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...庄次郎は人心地がしなかった...
吉川英治 「松のや露八」
...あの六部は」人心地に返ってみると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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