...人心地をつけるために、食事の前に手を合わせます...
...彼女は人心地をつけるのが上手で、周りから愛されています...
...試験前に友達と話すと、人心地がついて自信がつく...
...葬式に参加すると、人心地が悪くなることがある...
...新しい環境に入ると、人心地が落ち着かず緊張することがある...
...二十二日目に人心地がついて...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...そして少し人心地(ひとごこち)がついたので...
有島武郎 「或る女」
...人心地つきたる時は...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...人心地を取かへした...
太宰治 「津軽」
...初めて人心地がついてから...
橘外男 「雷嫌いの話」
...政雄はやや人心地(ひとごこち)がつくとともに小便の苦しみがもうたえられなくなった...
田中貢太郎 「女の怪異」
...初めて人心地がついた...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...人心地がつこう」義観が...
直木三十五 「南国太平記」
...親分」八五郎は漸(ようや)く人心地がつきました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まだ人心地のあるやなしなる覺束なさ...
一葉 「暗夜」
...殆ど人心地なく臥(ね)て居(おっ)た...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...どうにも前の晩の寝不足が祟つて、凝つと「モデル椅子」に掛けてはゐられなくなつたので、私は岡の仕事に中止を乞ふてアトリヱを出たのであるが、脚下に、なだらかな凹味になつた桑畑から、むつと噎せ返して来る和やかな陽(ひかり)にあをられると、人心地もなく、さんらんたる夢に酔ひ痴れてしまつてゐた...
牧野信一 「心象風景」
...ようやく、人心地ついて、信玄の床几を、元に直した信玄の本陣に、そのことが知れたので、一大事とばかり、内藤修理が諸方の味方へ馬を駆け廻しながら触れてあるいた...
吉川英治 「上杉謙信」
...すこし人心地がついた」と...
吉川英治 「三国志」
...人心地もないような瞼をふさいでいた...
吉川英治 「私本太平記」
...こうして人心地のついた時...
吉川英治 「親鸞」
...やや人心地のついた実性は...
吉川英治 「親鸞」
...苫(とま)の中でほっと人心地を呼びもどした...
吉川英治 「旗岡巡査」
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