...人心地をつけるために、食事の前に手を合わせます...
...彼女は人心地をつけるのが上手で、周りから愛されています...
...試験前に友達と話すと、人心地がついて自信がつく...
...葬式に参加すると、人心地が悪くなることがある...
...新しい環境に入ると、人心地が落ち着かず緊張することがある...
...熱めな塩湯にゆっくり浸ったのでようやく人心地(ひとごこち)がついて戻(もど)って来た時には...
有島武郎 「或る女」
...初めて人心地がついてから...
橘外男 「雷嫌いの話」
...やっと食事も済ませて人心地ついたからだを伸ばしている時に...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...やっと人心地(ひとごこち)がついたのですよ」主翁は返事のかわりに溜呼吸(ためいき)をした...
田中貢太郎 「黄燈」
...漸(ようや)く人心地が付くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...漸(やうや)く人心地が付くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あんなに外は暗いんですもの」お静は漸(ようや)く人心地づいたように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...漸く人心地付いた千之助の前に引据ゑました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一週間も此密室に監禁されて人心地も無いほど弱って居りました...
野村胡堂 「向日葵の眼」
...はじめて正三は人心地にかへるやうであつた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...ようやく人心地のついた思いである...
火野葦平 「花と龍」
...初めて少しばかり人心地がついたが...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...居間へ来なさい」居間へ来る頃には人心地(ひとごこち)がついた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...新宿へ女給見習に通っている乙女はやっと人心地にかえるのであった...
「小祝の一家」
...ようやく、人心地ついて、信玄の床几を、元に直した信玄の本陣に、そのことが知れたので、一大事とばかり、内藤修理が諸方の味方へ馬を駆け廻しながら触れてあるいた...
吉川英治 「上杉謙信」
...人心地もない都の万戸(まんこ)は...
吉川英治 「私本太平記」
...こうして人心地のついた時...
吉川英治 「親鸞」
...庄次郎は人心地がしなかった...
吉川英治 「松のや露八」
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