...人心地をつけるために、食事の前に手を合わせます...
...彼女は人心地をつけるのが上手で、周りから愛されています...
...試験前に友達と話すと、人心地がついて自信がつく...
...葬式に参加すると、人心地が悪くなることがある...
...新しい環境に入ると、人心地が落ち着かず緊張することがある...
...人心地がついた所で頭の上の扁額(へんがく)を見ると...
芥川龍之介 「仙人」
...ようやく人心地に帰って...
大杉栄 「獄中消息」
...人心地を取りかえしたのかも知れない...
太宰治 「春の盗賊」
...政雄はやや人心地(ひとごこち)がつくとともに小便の苦しみがもうたえられなくなった...
田中貢太郎 「女の怪異」
...ほとんど人心地を失うほどに驚いてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...漸く人心地(ひとここち)に立ち還(かえ)りぬ...
野中到 「寒中滞岳記」
...人心地ついた左孝は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...漸(ようや)く人心地ついた千之助の前に引据えました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうやらこうやら皆んな人心地がつきましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...はじめて正三は人心地にかへるやうであつた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...ようやく人心地がついた...
久生十蘭 「金狼」
...新宿へ女給見習に通っている乙女はやっと人心地にかえるのであった...
「小祝の一家」
...ようやく、人心地ついて、信玄の床几を、元に直した信玄の本陣に、そのことが知れたので、一大事とばかり、内藤修理が諸方の味方へ馬を駆け廻しながら触れてあるいた...
吉川英治 「上杉謙信」
...「……ああ」初めて人心地のついたものを身の中に持った...
吉川英治 「黒田如水」
...あらたまった人心地で奥へ伺い直した...
吉川英治 「私本太平記」
...人心地のあるお顔はなく...
吉川英治 「私本太平記」
...人心地もない都の万戸(まんこ)は...
吉川英治 「私本太平記」
...苫(とま)の中でほっと人心地を呼びもどした...
吉川英治 「旗岡巡査」
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