...内侍の愛に溺(おぼ)れているのだ……という京雀(きょうすずめ)のもっぱらな取り沙汰なのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...といって、都の京雀が、いちがいに、「……あたらこの期(ご)を、勾当(こうとう)の内侍(ないし)の色に溺(おぼ)れ給うて」などとしている蔭口は、決して、その真相を言い当てているものではない...
吉川英治 「私本太平記」
...京雀ともいうほど朝夕わんさと雀が囀(さえず)ッていたろうし...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...うるさい京雀(きょうすずめ)だ...
吉川英治 「平の将門」
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