...「京洛観光」で有名な京都と奈良の地域を指す...
...「京洛の古都」は、日本の歴史を感じる風格あるエリア...
...「京洛の街並み」は近代化が進む中でも、伝統的な文化が残る美しい街...
...「京洛文化」は、京都と奈良の歴史・建築・芸術など広義にわたる文化...
...「京洛料理」は、京都において発展した伝統的な和食を指す...
...翩々として京洛に飜るや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...八つ橋、豆板、京洛飴、或はかま風呂、おけら餅、土地の名物を売る店に交って、重々しい古代裂(こだいぎれ)を売る家や、矢立(やたて)、水滴(みずさし)、鍔(つば)、竿など小さな物を硝子棚一杯に列べた骨董屋などが並んで居る...
岩本素白 「六日月」
...そこで、坂本竜馬は、四明ヶ岳の絶頂の巌の上の尖端に立って、京洛中を指して、何を言うかと見れば、「今の京都は近藤勇の天下だよ、イサミの勢力が飛ぶ鳥を落している――会津よりも、長州よりも、薩摩よりも――豎子(じゅし)をして名を成さしめている、は、は、は」百六十二坂本竜馬がそう言ったことに対して、南条力が受答えました、「壬生(みぶ)浪人、相変らず活躍しとりますかな」「活躍どころか、今の京都は彼等の天下だ、敵ながら、なかなかやりおる」坂本は、京洛の秋を見おろしながら言う...
中里介山 「大菩薩峠」
...新撰組の及ぼす威力は京洛の天地だけではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...足はこうして京洛の地に向いているけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...路は早くも京洛の町並へ入っているのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...昨今の京洛を闊歩できるというのも...
中里介山 「大菩薩峠」
...胆吹王国が一歩京洛へ向って前進し...
中里介山 「大菩薩峠」
...京洛文明の影響を被つたこと久しく且つ深いから...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...ただし当時京洛の人士が目に触れた明人といえば...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...その「京洛日記」を結ばれてゐる...
堀辰雄 「「文藝林泉」讀後」
...島がくれゆく京洛(みやこ)の船を呼び返している俊寛僧都(しゅんかんそうず)の悲しみが...
正岡容 「寄席」
...嘗在京洛...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...京洛の眺めに接して...
吉川英治 「折々の記」
...京洛(けいらく)の堂上や庶民に対しての政略とか...
吉川英治 「新書太閤記」
...一皮(ひとかわ)剥(む)いた京洛(みやこ)の内部には...
吉川英治 「親鸞」
...小吏が京洛(みやこ)の悪風をまねて...
吉川英治 「親鸞」
...だが、それも実地を踏んでみなければまだ断言しきれないような気持も幾分かあったが、とにかくその二天記や小倉碑文の記事をほんととすれば、京洛東北ノ地、一乗寺藪ノ郷下リ松ニ会シテ闘フとあるのである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??