...なお遠く旅行して見聞をひろめ、また大いに旅の興味を感得せしめる必要もあって、西は京大阪、東は仙台松島くらいまでは、多数がすでに見物済みとなっているが、これより遠くの旅行はちょっとむずかしいので、毎年春秋二回、古参者から始めて順々に、同行二人を一組とし、十日の休暇と旅費を給して、九州あるいは北海道と、出来るだけ遠くまで足をのばさせるようにしている...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...京大阪で気保養をして来ますからね...
太宰治 「新釈諸国噺」
...「たとえば東京市長とか大阪市長とかいうようなものですか?」「東京大阪の市長は知りませんが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...名古屋から京大阪を遊覧して来ようとの案を立てました...
中里介山 「大菩薩峠」
...宿へ納まってから、改めて米友を呼んで、申し渡すことには、「あの祭文(さいもん)を聞いてから急に武者修行をやってみたくなった、そこで友様、済まねえがお前は武芸の方で、俺のお弟子分になってもらいてえ、そうして、木曾街道から名古屋、京大阪をかけて、道場という道場を荒し廻って、武芸者という武芸者に泡(あわ)を吹かせてやりてえ、第一そうして道場めぐりをして歩けば、宿賃が浮くだけでも大したものだ」道庵先生としては詰らないことをいったものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...京大阪へ行った日は...
中里介山 「大菩薩峠」
...こっちから京大阪へ出る方が順なのよ」「うーむ」「じゃあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...京大阪から田宮の方まで行くかも知れません」「そうですか...
中里介山 「大菩薩峠」
...だが、紙屑にもよりけりで、高山の紙屑なんぞは、高いと言ったところでせいぜいお代官の年貢帳ぐらいなもんですが、京大阪となれば、同じ紙屑にしても、紙屑のたちが違いますから、儲(もう)けもたっぷりあるというわけなんでござんしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここならば京大阪は近いし...
中里介山 「大菩薩峠」
...なあに――関八州から京大阪をかけて覚えのあるこのおれが...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼等が京大阪の根拠地に侵入する以前に...
中里介山 「大菩薩峠」
...はるばる甲州路から京大阪の御見物と申すは附けたりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...『心』は大正三年四月から八月にわたつて東京大阪両朝日へ同時に掲載された小説である...
夏目漱石 「『心』自序」
...まさか京大阪へ行くわけぢやない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...京大阪の良いお医者というお医者を尋ね求め...
夢野久作 「名娼満月」
...夜櫻は、京大阪、どこでも聞くが、夜牡丹の人出は、須賀川だけであらう...
吉川英治 「折々の記」
...老母を連れて京大阪を見物させ...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索
