...臆病とは彼が外界との摩擦によつて内面的に享受する第一の經驗である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...地の恩沢を正しく充分に享受すると言ふことで無くてはならぬ...
石川三四郎 「土民生活」
...その優遇を享受することが出来ることになるだろう...
戸坂潤 「技術の哲学」
...永久に幸福を享受するだろうなんかというような考えを...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それを享受する吾々の心の中に...
豊島与志雄 「或る日の対話」
...物質的富を享受するに際して...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...だがラスチニャックとデルフィーヌはお互いに最も激しく快楽を享受するには絶好の条件下で巡り会ったともいえた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...そして外国産の便宜品や奢侈品を享受することが出来るであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そしてなるほど工業国民は自国がその耕作の現状において供給し得るよりも多量の生活資料を享受するかもしれぬが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それは何一つ捉えることができず何一つまともに享受することを知らない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(a)わたしはただ神様が気前よくわたしの手の中に委ね給う幸福を静かに享受する能力だけしか欲しくなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...清と濁とをめあわせるのは無茶な結合である」「快楽は動物的な特質で賢者の味わうに足らないものである」「その美しい花嫁から享受するただ一つの快楽は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼自身の配慮や注意を要せずして享受する収入の一種である...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...及び娯楽品を享受することを得る程度に従って...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...不断の豊饒を享受するためには...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...及び消費者がこれを享受するが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...彼らに対してかくも寛大なこの国においては一種の独占を享受する...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...古美術の力を享受することによって...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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