...十六日、丁亥、天晴、安念法師の白状に依りて、謀叛の輩を、所々に於て生虜らる、凡そ張本百三十余人、伴類二百人に及ぶと云々、此事、濫觴を尋ぬれば、信濃国の住人泉小次郎親平、去々年以後謀逆を企て、輩を相語らひ、故左衛門督殿の若君を以て大将軍と為し、相州を度り奉らんと欲すと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...二日、丁亥、晴、寅刻地震...
太宰治 「右大臣実朝」
...根岸の百姓町にかかったのは亥刻(よつ)(十時)を少し廻った頃...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...亥刻から夜中過ぎまで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのまた翌る夜の亥刻(よつ)過ぎ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そいつは亥刻半過ぎだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...亥刻(よつ)(十時)過ぎになつて判つたことは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...亥刻(よつ)(十時)近い刻限でしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その晩正亥刻半(よつはん)(十一時)平次は彦徳の源太の手紙で指定された通り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――時刻は?」「亥刻(よつ)過ぎだつたと思ひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...例せば『列士伝』に秦王朱亥(しゅがい)を虎圏(おり)の中に著(お)いた時亥目を瞋(いか)らし虎を視るに眥(まなじり)裂け血出濺(そそ)ぐ...
南方熊楠 「十二支考」
...この日(正月初めの亥の日)商売初めて市を開く云々」...
南方熊楠 「十二支考」
...其長子が米庵(べいあん)三亥(がい)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...元禄八乙亥年三月十九日卒...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...嘉永四年歳次辛亥十一月...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...中国四国の亥の子のように...
柳田国男 「年中行事覚書」
...爾は亥猪(いのこ)を好むか...
横光利一 「日輪」
...亥十郎が会いたいと...
吉川英治 「黒田如水」
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