...この永遠の存在にもまた同時にあらゆる生ける存在にも覚醒と安息との期間が交互に周期的にやってくる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...自然会戦指揮は或る二つの傾向の間を交互に動いて来た...
石原莞爾 「戦争史大観」
...ビールと交互に口に運びながら...
梅崎春生 「幻化」
...私とその友だちとが交互に隠し役に廻り...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...銘仙(めいせん)の絣の単衣とを交互に着て外出する...
太宰治 「服装に就いて」
...銅鑼(どら)のクローズアップとその音とに交互にカットバックされるところなどあったように記憶する...
寺田寅彦 「映画芸術」
...吹くのと吸うのを交互に繰り返すと...
寺田寅彦 「自由画稿」
...二つの諸様式はだから交互に想定し合っているということを...
戸坂潤 「科学論」
...成可く交互に使はうと苦心した...
中原中也 「校長」
...音は空気が圧縮と膨脹とを交互にうけた波...
中谷宇吉郎 「「茶碗の湯」のことなど」
...交互に没交渉で進んで来ている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...彼女は立ち去るだろう! 彼女は立ち去らないだろう! 彼女は立ち去るだろう! 彼女は立ち去らないだろう! 二つの言葉が交互に言われ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...山本勝太郎「劇評と随筆」と宇野浩二「高天ヶ原」と交互に読みつゝねる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...交互にぱたぱたと...
本庄陸男 「石狩川」
...交互に盃のやりとりをした...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...救助のために飛び込まうと身構えたが……」先の二人が交互に言葉を放つと他の三人も続けて...
牧野信一 「まぼろし」
...巻紙は黄と赤との紙を交互に継ぎ合せたものと覚しく...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...袂で交互にそこらを打ち払い...
吉川英治 「私本太平記」
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