...悲しみに暮れて、人類の亡滅を嘆いた...
...核戦争が勃発すれば、人類はまっさらな地球状態に亡滅するだろう...
...経済的な困難のため、倒産し亡滅する企業が相次いでいる...
...自然災害が原因で、多くの野生動物が亡滅している...
...古代文明が忽然と亡滅した原因は未だ明確にされていない...
...其亡滅の日をして早からしめたり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...而して其天下に馳鶩したるは木曾の挙兵より粟津の亡滅に至る...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...矛(ほこ)を逆にしてブルジョアジーを亡滅に導かねばならぬ...
有島武郎 「広津氏に答う」
...御名を以て国家を亡滅するに用ゆ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...亡滅に至らざれば止み不申候...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...時勢の結局前途に亡滅の見込の立ち得るもの...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...*聖なるイリオン・プリアモス及び鎗術秀いでたるかの族擧げて一齊に亡滅の時來るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...後日再び奮鬪を初めて遂にトロイアの 30亡滅あらむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...生けるわれらを亡滅の運より汝...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 295而して神は亡滅の禍救ふこと無けむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...吾人はかのキャンベルがポーランド亡滅の詩を誦しために慨嘆せざるを得ず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...一方に於ては奧の藤原氏の亡滅...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...其亡滅のきつかけは...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...熊楠撮(と)り置ける紀州諸名社濫滅名蹟亡滅の写真を示してこのことを論じたるのち...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...よって古教亡びてまもなくローマ帝国の民元気沮喪し四分八裂して亡滅しぬ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...其の亡滅を取ること必せり...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...亡滅の一瞬には、人さまざまな生命の持ち方とその閃光をチリヂリに見せたが、中でも長崎次郎高重は、鎌倉最後の日をかざった一条の若い虹(にじ)だったといってよい...
吉川英治 「私本太平記」
...亡滅の底へ急いで行ったにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??