...亡失した財布を見つけた...
...災害により、多くの人々が亡失した...
...今回の失敗は、彼女の自信を完全に亡失させた...
...亡失した宝石は、現在では大変貴重である...
...我々は、この案件に関して重要な書類が亡失していることを確認した...
...それは個性の亡失ではない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...あなたのような記憶亡失(きおくぼうしつ)の障害が起って...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...あなたが記憶亡失前に持っていられた所持品(しょじひん)についてはもっと詳しく...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...大地に対するノスタルジーを亡失したる児等よ...
豊島与志雄 「エスキス」
...回復できない亡失の痛切な負傷(いたで)も...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自己の存在の亡失であるであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...吾々は死を生及び存在の亡失となす見解を飽くまでも堅持せねばならぬ...
波多野精一 「時と永遠」
...しかしながら同時にこの亡失の理論的意識を獲たのみならず...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...然しながら同時にこの亡失の理論的意識を獲たのみならず...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...はるか後にかの酒屋類焼して懸け帳を亡失し...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...ややもすれば精査を経ずに散佚亡失するようでは...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...金をもって装飾せしが天正兵火に亡失さる...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...桜槧多亡失...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又失二斉魯河間九篇本一、三十篇分布亡失...
和辻哲郎 「孔子」
...しかし斉魯の二篇と河間の七篇とは亡失していなかったのである...
和辻哲郎 「孔子」
...後に漢代において亡失し去り...
和辻哲郎 「孔子」
...九篇は亡失したかも知れぬが...
和辻哲郎 「孔子」
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