...また一本をとりて亡児真一に手向く...
石川啄木 「一握の砂」
...私は亡児の気分のよい時に...
鷹野つぎ 「窓」
...どうかすると亡児も私も肝腎の聖書の言葉よりも...
鷹野つぎ 「窓」
...これは亡児記念としての句集で...
種田山頭火 「其中日記」
...亡児(なきこ)の枕辺(まくらべ)に座(すわ)って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...亡児の幻影に惹かされたものにせよ...
豊島与志雄 「オランウータン」
...亡父と亡児との位牌のある仏壇に供えることが出来たのである...
豊島与志雄 「蓮」
......
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...宗助は亡児のために...
夏目漱石 「門」
...遂に一言も亡児の事に及ばなかった...
西田幾多郎 「我が子の死」
...かつ今度出版すべき文学史をば亡児の記念としたいとのこと...
西田幾多郎 「我が子の死」
...君と余と相遇うて亡児の事を話さなかったのは...
西田幾多郎 「我が子の死」
...ただ亡児の俤(おもかげ)を思い出(い)ずるにつれて...
西田幾多郎 「我が子の死」
...せめて今一度亡児の跡を見収めにとサンドミンゴに立ち寄ると...
南方熊楠 「十二支考」
...亡児の漢文と詩とをのせて出したのが...
柳田国男 「故郷七十年」
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