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違星北斗 「北斗帖」
...四億万という大民族はなかなか亡びるものではない...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...適する者が栄え適せぬ者が亡びるとか云ふ様な経験に基いた結論は...
丘浅次郎 「人類の誇大狂」
...平家の亡びるべき原因が既に内から働いて...
丘浅次郎 「人類の将来」
...もしこの人が死んでしまえば永久にこの技術は亡びるであろう...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...時には身も亡びるかと思はれるくらゐいらいらすることでも...
田山花袋 「道綱の母」
...そうしてまたその幕府の主宰者が多数の武士の向背によって興りまた亡びるようになると共に...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...間違った日には武家と共に亡びる...
中里介山 「大菩薩峠」
...国家の亡びるか亡びないかという場合に...
夏目漱石 「私の個人主義」
...懺悔によりて罪は亡びるのです...
平林初之輔 「悪魔の聖壇」
...亡びるものにだけある...
本庄陸男 「石狩川」
...この二つの一つを欠けば国が亡びる運命に遭遇する...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...亡びるものの亡びるに任せるのが...
正宗白鳥 「冬の法隆寺詣で」
...詩は亡びる...
山之口貘 「つまり詩は亡びる」
...とりもなおさず寅寿の完全に亡びる時なのだ...
山本周五郎 「新潮記」
...この貯蔵所といっしょに亡びるつもりだ...
山本周五郎 「風流太平記」
...二十日もかかっているような状態では――そうした人心では――この国は亡びるな」憂いをこめていった...
吉川英治 「新書太閤記」
...――それから、いろんなものが)(もっと、よく見よ)(遠いから、人は見えません)(その人間の、生きる相(すがた)、亡びる相、争う相、泣く相、栄える相、血みどろな相――...
吉川英治 「親鸞」
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