...捜すに処無きに至りて世に亡きものに極(きわま)りぬ...
泉鏡花 「一景話題」
...母亡き後の父は、ロンドンで開業するつもりであったのをよして、わたくしどもを連れ、ストーク・モランにある一族代々の屋敷へ戻って住むことになりました...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...その残虐を敢(あえ)てしている人物が我が亡き父であると思うと...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...自分の亡き後のことなど私へたのむということであることだけは分る...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...亡き人に恋し初めたという悶えは...
豊島与志雄 「理想の女」
...これからはたくさんの学生や教授が亡き友の骨を拾ったところで新しい講義を始めるのだ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...かように亡き上人が仰せられましたので...
中里介山 「大菩薩峠」
...今は亡き友人の一人が...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...亡き人の樣子の方が...
堀辰雄 「おもかげ」
...浮世絵歌舞伎声曲等徳川文化一切の発祥地たりし過去吉原の最大讃美者であつた亡き久良伎翁にも...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...今は亡き市馬...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...この期のエッセーの中には常に亡き友の姿があらわれる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わしの亡き後は、その神効をことごとく学び取って、世の病者を救ってやってくれい」「えっ...
吉川英治 「三国志」
...わが亡き後、彼が反(そむ)くのは必定であるから、その時にはこれを開いてみれば自ら策が得られよう」と、一書を秘めた錦(にしき)の嚢(ふくろ)を彼に託した...
吉川英治 「三国志」
...では、楠木多聞兵衛正成(くすのきたもんびょうえまさしげ)と、貴僧とは」「いやすでに、前代楠木正遠が、北河内の玉櫛(たまくし)ノ庄(しょう)の出屋敷にあって、あの辺りの散所を支配していた頃からの誼(よし)みでおざった」「して、卯木とは」「あれは、その正遠の末娘よ」「すると、正遠は、はや亡き人ゆえ、卯木の実家方(さとかた)をたどるなれば、必然、水分(みくまり)にて家督をつぎおる現当主、楠木兵衛となりますな」「さよう...
吉川英治 「私本太平記」
...そこは信長を亡き者にして...
吉川英治 「新書太閤記」
...亡き半兵衛どのの霊をなぐさめ...
吉川英治 「新書太閤記」
...亡き良人の位牌、また、一族の誰彼と、数限りなく本堂の壇にならんでいる護国の英霊の前に、朝暮、陰膳(かげぜん)を参らせる時のほかは、めったに裲襠(うちかけ)の裳(もすそ)を曳いてはいなかった...
吉川英治 「日本名婦伝」
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