...亜剌比亜(アラビア)の風俗(ふうぞく)...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...何故に亜米利加(アメリカ)合衆国は十八世紀の末に母国に背いたか...
大隈重信 「平和事業の将来」
...かういふ元首連に比べて、最も有福(いうふく)だつたのは、露西亜の廃帝で、廃帝は莫大な私有財産を有(も)つてゐたのみならず、皇室費もまた殆(ほとん)ど無類で、年額八・一七九・〇〇〇弗といふ高に上(のぼ)つてゐたのを思ふと、今の貧しい、不自由な生活が気の毒でならない...
薄田泣菫 「茶話」
...もしか馬が亜米利加の大統領か新聞記者のやうなお喋舌(しやべり)だつたら...
薄田泣菫 「茶話」
...これら露西亜物の因縁については...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...或は中央亜細亜の高原と云い...
高木敏雄 「比較神話学」
...「しかし亜米利加(アメリカ)へおいでになれば私に手紙を下さることも御自由でしょうし……亜米利加へは行かずとも...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...左の壁にマルクスの言葉「宗教は国民の亜片(アヘン)なり」が彫ってある...
谷譲次 「踊る地平線」
...亜米利加仕込みの...
谷崎潤一郎 「細雪」
...といつてゐる私自身も知解情量の亜流だが...
種田山頭火 「行乞記」
...えらがるのはただ驢馬とその亜流くらいなもので...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...亜米利加(アメリカ)までつづく太平洋のことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は魯西亜(〔ロシア〕)を軽蔑した...
夏目漱石 「点頭録」
...夫婦は亜鉛張(トタンばり)の庇(ひさし)を滑(すべ)り落ちる雪の音に幾遍か驚ろかされた...
夏目漱石 「門」
...このやうな山脈は我が露西亜には無い...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...亜米利加に遣(やっ)て仕舞(しま)えば是(こ)れ丈(だ)けの品がなくなる...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...雷槌など欧亜通称して...
南方熊楠 「十二支考」
...楽屋は近いうちに建築される東亜相互生命保険会社の板囲いと背中合せになっていて...
夢野久作 「暗黒公使」
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