...英吉利(イギリス)だか亜米利加だかの船乗が...
芥川龍之介 「上海游記」
...しかし日露役の起つた時には徹頭徹尾露西亜(ロシア)位悪い国はないと信じてゐた...
芥川龍之介 「本所両国」
...十四日にあたかも露西亜から帰着した後藤男を敦賀(つるが)に迎え...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...南北亜米利加(アメリカ)に欧羅巴(ヨーロッパ)の勢力を拒絶するという一つの主義を持込んだのである...
大隈重信 「外交の方針」
...亜米利加(アメリカ)の軍備大拡張を見ると...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...かつて二百年前に彼得(ピョートル)大帝という露西亜(ロシア)の豪傑...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...盖し埃及或は小亜細亜の地方ならん...
高木敏雄 「比較神話学」
...支那の紳士――これだけがモスコウへ着くまで一致団結して外敵露西亜(ロシア)人へ当ることに申し合わせる...
谷譲次 「踊る地平線」
...亜米利加(アメリカ)人の・いぎりす人の・仏蘭西人の・ぎりしあ人の・日本人の...
谷譲次 「踊る地平線」
...露西亜(ロシア)の卓(すぐ)れた作家の描いた人生の意味が今更のように胸を撲(う)った...
田山花袋 「蒲団」
...露西亜(ロシア)通で...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...欧羅巴の白人が亜米利加に侵入してその土人を逐い...
福沢諭吉 「教育の目的」
...亜米利加に行た時よりも多く金を貰(もら)いました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...平和過ぎる程平和な亜米利加の田園の日曜日風景である...
牧逸馬 「双面獣」
...無論欧亜とも多く猫を魔物とするからかかる訳もあるが...
南方熊楠 「十二支考」
...魯西亜(ロシヤ)に向かいて出発すべし...
森鴎外 「舞姫」
...拙(つたな)い技を御覧に入れました露西亜(ロシア)少女カルロ・ナインでございます...
夢野久作 「暗黒公使」
...亜米利加(アメリカ)で聞いておりましたが……」女はちょっとうなずいた...
夢野久作 「暗黒公使」
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