...荻原井泉水等の諸氏の作品にも佳作のあることは事実である...
芥川龍之介 「発句私見」
...井泉水(せいせんすい)...
高浜虚子 「五百句」
...井泉水氏は印象詩乃至象徴詩としての俳句について屡々語られた...
種田山頭火 「俳句に於ける象徴的表現」
...病雁の夜寒に落ちて旅寝かな 芭蕉僅かの花が散りければ梅は総身に芽ぐみぬ 井泉水わが足跡人生ひてわれにつゞく朧 地橙孫陽の前に鳥ないて安らかな一日 鳳車これらの句を読んだ時...
種田山頭火 「俳句に於ける象徴的表現」
...井泉村役場(いずみむらやくば)という札(ふだ)が眼にとまった...
田山花袋 「田舎教師」
...応接室は井泉村役場の応接室よりもきれいであった...
田山花袋 「田舎教師」
...井泉村の助役の手紙を読んで...
田山花袋 「田舎教師」
...井泉村の役場に助役を訪ねてみたが...
田山花袋 「田舎教師」
...発戸(ほっと)にある井泉村(いずみむら)の小学校に勤める人だということがわかった...
田山花袋 「田舎教師」
...今井泉三郎が任ぜられ「本木昌造の如きも活字板摺立御用係の命を受けた一人であつた」とある...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...これに属する者に荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)氏...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...大学からは、のちの文学博士野上豊一郎君や、大審院検事の柴碩文君が定連だったし、荻原井泉水、高浜虚子、河東碧梧桐、三井甲之、内藤鳴雪なんぞの顔も、大抵見えた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...異るまた井泉ある事を沙汰す...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...これらで見ると地底に水あまねくことごとく海に通ずれば井泉河湖に住む小中竜王の大親分たる大竜王は大海に住み...
南方熊楠 「十二支考」
...井泉(せいせん)の底より拾い上げられて...
吉川英治 「三国志」
...喫茶(きっさ)一碗(わん)の施(せ)を拝し裏の井泉(せいせん)で垢穢(くえ)を洗う...
吉川英治 「新・水滸伝」
...深い井泉(せいせん)の底に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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